冷やした梅はただの梅

変態エルフニスト全一を目指して

自己紹介

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです、ひやしうめと申すものです。

記事を閲覧頂きありがとうございます。

そういえば自己紹介記事を書いていなかったなぁ、と思ったので書いてみることにしました。

 

-----以下SM時代の話です-----

私は普段、好きなポケモンであるエルフーンとゲンガーを使った構築、エルフゲンガー軸を使ってシングルレートに潜っています。(ちなみに好きなキャラはリーリエです!リーリエにガチ恋ヲタク)

とは言っても、毎シーズン20戦も潜っていればいい方で、レート1500~1600帯で主に遊んでいる所謂ライト勢です。なので、ガチなレート記事を見にきた方からしたらあまり参考にならないかもしれません。申し訳有りません<(_ _)>

 

ブログでは主に、たまたまうまく行った時の構築記事や面白い型のポケモンの考察記事などを載せていきたいなと考えています。

最近は変な型のエルフーンを使って紹介していく謎のシリーズをメインに投稿しています。

(変態型エルフーン考察 カテゴリーの記事一覧 - 冷やした梅はただの梅)

 ------

 

剣盾でもライト勢として面白い記事が書けたらなと思っています。

こんな感じでゆるい雰囲気でブログを書いていこうかなと考えているので、よろしくお願いします。

あと、ツイッター(@elfugenger_poke)もやっているので興味があったらフォローしてくれると嬉しいです。

 

それでは

f:id:elfugenger252:20180709221405j:plain

 

2019 11/21 追記

変態型エルフーン考察 SV編 その7 SV式ハイブリッドゴツメエルフーン

どうも、ひやしうめです。
今回紹介するのは、SV式ハイブリッドゴツメエルフーンです。

普通のゴツメエルフーンと違い、ちょっと一捻り加えた型となっています。

それでは紹介へどうぞ。

 

 

サムネcotton
そういえば最近なんかエルフーン人気ですね。流石に前期2桁順位にエルフーン入りが2つもあったのがかなり影響してるっぽい。*1

 

 

エルフーン@ゴツゴツメット

性格:臆病
特性:悪戯心
テラスタイプ:
努力値:H252 B92 C4 D148 S12 
実数値:167-*-117-98-114-151
技:ムンフォ コットンガード 宿木の種 光の壁
調整:
 H:ぶっぱ
 B:余り
 C:端数
 D:控えめ眼鏡カミのムンフォを壁込み96.1%で2耐え
 S:最速ブリジュラス抜き

 

物理にはコットンガード、特殊には光の壁で対応するエルフーン
壁を仕込んで特殊にも対応できるようにしたからハイブリッドゴツメエルフーン

とはいえ、基本的な役割は以下の2点。

  1. 先発の蜻蛉返りしてくるスカーフラオスやチョッキランドにゴツメで負荷をかける
  2. 光の壁+宿木で後続の積みのサポートをする。

だが、相手が物理のみと分かればそのまま従来のゴツメエルフーンのようにコットンガード/ゴツメ/宿木を駆使して詰めていく

要は、サポート役詰ませ役をスイッチできるのがこの型のポイント。

 

※「ゴツメエルフーン」については以下を参照(ちょっと崩した型だけど)

elfugenger.hatenablog.com

 

詳細な説明は以下から。

 

 

  

考察経緯

※この型の考察は、レギュレーションF S14終盤〜S15初期(2024年1月〜2024年2月)に行われたものです。考察の主軸が環境メタ寄りですが、現環境と若干ズレている所があるのをご了承ください*2

 

さて、SV環境におけるエルフーンの最強技はなんだろうか?
その問いに対して、S14(2024年1月)頃の筆者の回答は以下の二つだった*3

  • コットンガード
  • 光の壁

これら二つに共通するのは、耐久力を底上げできる点。
テラスの耐性変化と合わせることで、実質的な耐久力を4倍〜10倍などまで伸ばすことができる*4、この点がエルフーンの行動回数を増やすと言う意味で非常に強力だと感じていた。

 

じゃあ両方とも持たせたエルフーンなら最強なんじゃない???

ということで考察してみることに。

 

当初は、残飯持ちのムンフォ/宿木/コットン/というシンプルなものだった。
しかし、環境に宿木の刺さりが悪く、あまりにも使い道が思いつかないという理由で使うまでもなくボツにしていた。

 

それから、HBカムラエルフーンやら妖精の羽エルフーン やらで遊んでいたのだが、あることに気がついた。
それが以下の2点

エルフーンが舐められすぎて、初手にラオスやランドを投げて蜻蛉してくる
本来エルフーンの苦手な暁ガチグマやハバタクカミに対して光の壁が刺さる

そこでの対策を考えた結果、初手のゴツメエルフーンが思考停止蜻蛉にリスクをつけられることに気がついた*5

またの経験から、裏から出される特殊アタッカーに対して光の壁→交代の動きが強いのでは?と思った。

以上の考察より、光の壁を持たせたゴツメエルフーンが刺さるのでは?と思った。

 

すると、先ほどの残飯をもったムンフォ/宿木/コットン/の型と目があった。

私「......あれ、こいつの持ち物をゴツメに変えればいけるのでは???」

ということで、光の壁/宿木によるサポートコットンガード/ゴツメ/宿木による詰ませの両方を併せ持つハイブリッドゴツメエルフーンが生まれたのだった。

 

※ちなみに、なぜ"SV式"かというと、ハイブリッドゴツメエルフーンは剣盾時代に一度考察しているからです。こちらは壁ではなく我武者羅を合わせたハイブリッドとなっています。興味あればどうぞ。

elfugenger.hatenablog.com

 

特性

コットンガード/光の壁を先制で打てる悪戯心

今回は先制で打ちたい補助技が多すぎるので確定

 

調整/テラスタイプ

まず素早さラインの設定から。最低限準速ラオスは抜きたい+なんか増えてた最速ブリジュラスも抜きたいということから、実数値151(臆病S12振り)。

HPは、物理特殊両方の耐久が欲しかったのでH252振り

D方面は、眼鏡カミに対して壁込みで体力を半分残したかったのでD実数値114(D148振り)。

Cは端数

残りはBに割いた(B92振り)。

 

テラスタイプは、エルフーンの弱点である炎/鋼/氷を半減にできてラオスの連打耐性を維持できるテラス。

 

以上より、

性格:臆病
テラスタイプ:
努力値:H252 B92 C4 D148 S12 
実数値:167-*-117-98-114-151

となった。

 

持ち物

ラオスやランドの蜻蛉にリスクをつけるためのゴツゴツメット
ラオスを削って後続の圏内に入れる動きが優秀。

また、接触物理相手であればコットンガードと宿木を絡めてハメ殺すことも可能。

 

メインウェポン。対ラオスに削りたいので必須。

 

  • コットンガード

防御を3段階上げるチート積み技。いきなり耐久を2.5倍、テラスの耐性変化も合わせれば5倍や10倍にも跳ね上げる変態。
エルフーンに詰め筋としての勝ちルートを残すために採用。
ゴツメと相性がいい。

 

  • 宿木の種

エルフーンといえばな技。
コットンガードと合わせて物理ポケモンをハメ殺すために採用。貴重な回復ソースでもある。
ちなみに、変態型エルフニストはこの技を使うのが苦手() チマチマ削るのが性に合わないんじゃぁ...

 

  • 光の壁

特殊耐久を2倍にする技。
コットンガードと違い、味方にも効果があるのがキモ。
受け出ししづらい眼鏡ハバタクカミや暁ガチグマと対面した際の中間択として役に立つ。
一方で、コットンガードと違い2倍までしか耐久を上げられないので、宿木で嵌める動きには向かない。あくまで後続のダメージカット用。

 

ダメージ計算

ポケモンの横についている数字は実数値です。

与ダメ(H-D)

・水ウーラオス(175-81)                  
132~156(75.4~89.1%)  確定2(ゴツメ2回から確定)

・ブリジュラス(165-86)                  
61~73(36.9~44.2%)     確定3

 

被ダメ(A or C) 

・水ウーラオス(A200)のテラス水流連打
 25~30(14.9~17.9%)×3    乱数2耐え

・悪ウーラオス(A200)の暗黒強打    
 54~65(32.3~38.9%)       乱数2耐え(1.1%)

 

・ハバタクカミ(C205)の眼鏡ムンフォ(壁込み)    
 72~85(43.1~50.8%)      乱数2耐え(96.1%)

・暁ガチグマ(C205)のブラッドムーン(壁込み)    
 71~84(42.5~50.2%)      乱数2耐え(99.7%)

・ブリジュラス(C177)のラスカ(壁込み)    
 70~84(41.9~50.2%)      乱数2耐え(99.7%)

 

  

運用方法  

基本は初手出しで、初手に来るスカーフラオスやチョッキランドに合わせる。
蜻蛉に対してゴツメで削りを入れつつ、壁や宿木で後続のサポートをしていく。

この時、相手が物理ポケモンを繰り出してくるようであれば、テラスを切ってコットン宿木で嵌めていく

なお、先発読みが外れてカミやブリジュラス、暁ガチグマなどが来てもケアが効くのが偉いところ。
いずれも光の壁から入り、交代なり宿木で削りを入れるなりしていきたい。

 

相性のいいポケモン

壁+宿木で後続に託すことができるので、積みポケモンと相性が良さげ。

 

試したのはHB鉄壁ドラン。壁と宿木で耐久面をサポートしつつ鉄壁を積んで要塞化する動きが強力。
また、古来より伝わるエルフドランのタイプ相性の良さがかなり偉い。エルフーンの苦手な炎や鋼にドランが強く、ドランの苦手な水ラオスエルフーンが強い。

  • トドロクツキ

エルフドランで一貫する霊に強い。炎ポンにも強い。
エルフーンのサポートから竜舞を積んで無双ができる。
試運転で霊対策に試したのはパオジアンだったが、正直こちらの方が良かったのでは?と今更ながらに思う。テラス切らなくても強いし。

 

使用感

以下のパーティで使用。

Wellspring Mask

のサポートからで詰ませ、剣舞電気でスイープといった感じ。
全員がそれなりにテラス権を欲しがるので、今となっては正直構築ミスった感ある()

 

使用感は以下の通り(この型は結構回したので、使用感のメモ多めです)。

  • ゴツメによる削り壁宿木のサポートを両方こなせるのが強く、初手にラオスやランドが出てきた時はかなり荒らせる
  • ブリジュラスやカミと対面してしまった場合でも、壁があるので不利展開になりにくい
  • コットンガードのおかげで単体性能もそこそこある
  • D方面はかなりいいが、B方面がかなり薄く物理でゴリ押される
  • 対暁ガチグマや対ブリジュラスで宿木は欲しくなるが、それ以外の場面だと結局1/8削っただけになったりしてあまり強みを感じない
  • アンコの枠がないので積み技に弱い
  • テラスを切って詰ませにいくタイミングを図るのが死ぬほど難しい
  • 壁のサポートとゴツメコットンの詰ませを同時にやらせようとするせいで、ゴツメで詰めようとする頃には体力が足りてないことが多い

といった感じ。

要は、「各要素(ゴツメによる初手蜻蛉へのリスク付与、壁のサポート、ゴツメコットン宿木の詰め)は強いが、それらを全てこなすにはスペックが不足している」というのが正直な感想。

壁貼りのサポート役にするにはアンコールがないので補助が薄くて起点になりやすく、コットンガードの詰ませ役にするには体力の消耗の激しさやB方面の耐久の低さが気になる。
結果としてどっちつかずな印象が否めない

 

また、環境が変わって刺さりが悪くなったのも微妙に感じた一つの要因である。
というのも、レギュF初期は初手スカーフラオスの蜻蛉展開が非常に多かった。そのため、そこをカモった動きが刺さると信じてゴツメ型を投入した。
しかし、S14でタケルライコが流行った結果、S15ではスカーフラオスがかなり数を減らしてしまった。そのせいで、初手ラオスを誘えずこちらのやりたいゲームメイクが行えなかった。

もう一つの誤算が、環境の鋼枠がサフゴからブリジュラスになったこと。
元々、私はエルフーンでサフゴを誘い、それを起点に後続で積んで勝つ動きを軸にしていた。しかし、サフゴが起点になりやすいことが周知されたのかサフゴが減って、代わりにブリジュラスが台頭してきた。

これで困ったことは2点。
1つ目は勝ち筋としていた起点先がいなくなったことである。
2つ目はブリジュラスは初手に来やすいポケモンという事。つまり、初手に出すエルフーンとかち合う確率が激増したのである。ブリジュラスというポケモンは型が非常に多く受けづらい。そのためエルフーン側は一度光の壁から入らざるを得ないのだが、ここでラスカ等で体力を半分削られてしまう。このせいで、コットンガードで詰ませられそうな展開になっても、その頃には体力が足りてない...みたいなことになってしまった。

 

以上より、机上論では強そうだったが実際にはスペック不足&環境に置いて行かれた型、というのが現状の評価である。

しかし、ゴツゴツメットによる対ラオスの削りや、壁による初手出しの安定化など評価できる点も多い。
解決策としては、もっとBに厚くして耐物理性能を高める、技を変えて削りorサポートにより特化させる、といったところか。

型としてはイマイチな感じになってしまったが、アイデアとしてはかなり良かったと感じる。
というか、ここから改善案出して実際に新たな型の開拓もできた*6。なので、考察の方向性としては悪くなかったのかなと思った。

ということで、この記事を叩き台に皆さんも新しい型を考えてみてください。

 

あとがき 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

SV式ハイブリッドゴツメエルフーン、いかがだったでしょうか?
今回は不幸にも活躍時期に恵まれませんでしたが、考察のタネとしてはかなり面白いものになったんじゃないかと思っています。
興味あれば、ここからさらに発展させていただけると幸いです。

質問や相談など何かありましたらコメントやX(@elfugenger_poke)までお願いします。
感想は、Xのハッシュタグ#変態型エルフーン考察」に入れてくれると嬉しいです。

 

それでは今回はこの辺で失礼します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年入ってから暫く毎週のように記事上げてたけど、今月は仕事を鬼のように振られていたのでペース落としてました。
でも、環境の変化と自分の考察速度に対して執筆速度が追いついていないので、できる限り頑張りたいです。

 

*1:個人的には舐められてる環境の方がエルフーン動かしやすいので困ってはいるけど、単体スペック低いポケモンだからそのうち流行落ち着きそう()
正直、youtuberに散々サフゴに何もできないとか言って貶されていたのに、ここにきて急に手のひら返しされるのはあまり気分は良くない。貶したままにしておけ(逆張り)

*2:実は本考察がその9か10くらいになる予定だったが、環境とのズレが大きくなったせいで執筆時期を前倒しにした経緯がある。つまるところ、実際に使ってみたら想定した環境と変わっていてあまり刺さらなかったというお話ですね()

*3:過去形からわかるとおり、今の回答は変わってます。まあ、アンコールがぶっちぎりで強いわな()

*4:テラスによる耐性変化で、弱点→等倍なら実質耐久値2倍、弱点→半減なら実質耐久値4倍となる。それにコットンの2.5倍や壁の2倍を合わせることで、実質耐久値を1ターンで4~10倍まで跳ね上げることができる。

*5:ちなみに、S15初期はこの初手の思考停止蜻蛉対策にかなり思考を費やしてました。例えば、脱出ボタンを持たせることで、相手のスカーフラオスを蜻蛉で拘らせたまま眼鏡カミを展開するなど。この思考停止蜻蛉対策シリーズは後々の考察でちょいちょい出てくると思います。

*6:これについては、そのうちまた記事に出します

変態型エルフーン考察 SV編 その6 C特化襷エルフーン

どうも、ひやしうめです。
今回紹介するのは、C特化襷エルフーンです。
いつもよりは正常寄りですね。はい、今「そうだな」って思った人は私の記事にだいぶ侵されてるので気をつけてください*1()

まあ正直、「変態型考察」として載せていいのか迷いました。
しかし、"一般的"にはエルフーンといえばフル補助なこと、そもそも使い勝手良かったことから、変態型エルフーンとして執筆することにしました。

それでは紹介へどうぞ。

 

 

サムネに載せられるために毎回貼られる綿
綿繋がりで言うけど、ユナイトのワタシラガをエルフーンに変えるスキンとか出してくれませんか???
シラガの性能めっちゃ好きなので、エルフーンの見た目でやりたいんだよなあ
*2 

 

 

エルフーン@気合の襷

性格:控えめ
特性:悪戯心
テラスタイプ:ゴースト
努力値:B4 C252 S252 
実数値:135-*-106-141-95-168
技:ムンフォ 草結び アンコール 我武者羅
調整:
 C:H振り暁ガチグマを草結びで確定
 S:最速100族抜き

 

Cを特化させ、極限まで火力を高めた襷エルフーン

主な役割は、以下の通り

  1. 先発での雑な削り役
  2. アンコールによる相手の展開の妨害

今作のエルフーンは、初手のラオスやランドに試合のテンポを握らせないために、初手投げしたいポケモンです。
その際に、できる限り多くの相手に負荷をかけやすい型を考えた結果、C特化の襷型になりました。

詳細な説明は以下から。

 

 

  

考察経緯

SV環境は、テラスの耐性変化で無理やり行動保障をつけられるので、気合の襷が思ったより余りやすい
エルフーンに襷持たせたら構築全体のパワーが上がるんじゃない???

というのが考察のきっかけ。

 

また、エルフーン入りの構築*3では、先発のラオスやランドに試合のテンポを握らせないためにエルフーンを初手で選出することが多い
その際に、先発に来やすい特殊枠(特に暁ガチグマやブリジュラス)と鉢合うと動きづらい、という欠点があった。

CS襷ならその欠点を克服し、初手投げをより安定化できる。これが襷を持つ最大の利点。

VS 暁ガチグマ、VS ブリジュラスは以下のように対等に殴り合うことができる。

  • VS 暁ガチグマ
    チョッキ以外 :H振りまでならC特化草結び確1
    チョッキの場合:ブラッドムーンを襷で耐えた後にアンコールすることで、後続の起点を作成できる*4

  • VS ブリジュラス
    頑丈アタッカー系ムンフォ×2で安定
    頑丈イバン   :ムンフォで無振りブリジュラスのイバン圏外。ムンフォ×2で安定
    チョッキ    :ムンフォ我武者羅でOK。持久力を考慮せずに後続圏内に押し込める
    ステロ系    :ステロを撒いてきたらアンコールで阻害

 

このように、C特化のセミアタッカー的な構成にすることで、環境上位の先発枠とも互角に渡り合える。

技構成については、他の技でも可。
追い風や光の壁、宿木等でも強い気がする。

なお、今作で自然の力を没収されてしまったため、後攻我武者羅→先制技のコンボは使えなくなってしまった。そこだけは残念。

 

特性

アンコールを先制で打てる悪戯心

エルフーン対面補助技で様子見してくる相手は多いので、悪戯アンコールはよく刺さる
また、追い風等の補助技を仕込む場合も悪戯心必須となる。

なお、フルアタなら身代わり貫通となるすり抜けも候補。とはいえ、補助技切ってまで入れたい攻撃技はそこまでないけど......。

 

調整/テラスタイプ

暁ガチグマを草結びで確定にできるので控えめC特化

襷なので耐久調整は考えずにCSぶっぱ。Sは準速でちょうど最速100族抜き

端数の4は連続技や先制技ケアでB4振り

 

テラスタイプは、カイリューの神速を透かしつつ我武者羅できるようになるゴーストにした。
しかし、絶妙に火力が足りない場面も結構あったので、ムンフォの火力を増強できるフェアリーステラも候補。(まあ結局こいつにテラス切る展開はほぼないのでどうでもいい)

 

以上より、

性格:控えめ
テラスタイプ:ゴースト
努力値:B4 C252 S252 
実数値:135-*-106-141-95-168

となった。

 

持ち物

気合の襷。一回耐える。

エルフーンはスケショ無効、水流連打半減と連続技に対する耐性が地味に高いため、襷との相性自体はいい。

 

今回は技構成の自由度かなり高いです。
ムンフォはほぼ確定だが、他の技は構築に合わせて変えていいと思う。

今回は自分の使った、ムンフォ/草結び/我武者羅/アンコールの構成で紹介します。

 

メインウェポン。Cに特化することで結構いい火力が出る。
地味に無振りブリジュラスに対してイバン圏内に入らないのが偉い。
なお、いい火力とはいえ絶妙に足りていないことも多い。例えば、無振りイーユイにムンフォを2耐えされるため、眼鏡型に対面から勝つことができない...()

 

  • 草結び

サブウェポン。チョッキじゃない暁ガチグマに確定を取ることができる
また、水テラスラオスやヘイラッシャなんかにもいいダメージが入る。
今回は暁ガチグマをメタりたかったので採用したが、割と諸説ではある。
打つ場面が多いわけでもないので、他の補助技に変えるのは視野。

 

  • 我武者羅

せっかく襷なので入れてみた。
先制技がない*5ので我武者羅を絡めた対面突破はできないが、襷で耐えた後の削り技として普通に強力。
例えば、チョッキブリジュラスなどにラスカを耐えてから我武者羅をぶちこめる。
強いが、打つ回数自体はそんなに多くないので、他の技に変えても良さそうとは思った。

 

  • アンコール

最強技。エルフーンの前で補助技を使った愚か者を咎める。
特に、初手のステロ役などの展開を妨害したり、相手の積みの起点回避をできるのが強い。
他にも、暁ガチグマのブラッドムーンに対してアンコールで無理矢理後続の起点にするのも強い動きだと感じた。
こちらについては使用頻度がかなり高かったので、準確定枠な気はする。
今作のエルフーンのアンコール、正直めっちゃ強いですよ(小声

 

その他候補に入りそうな技テキトーに上げときます。

  • 追い風

死に際追い風。後続を強く動かせるので無難に強力。
高火力な味方と組ませるなら優先的に持たせたい技。

  • 光の壁

死に際壁。相手の特殊アタッカーの火力を大幅に削ぐことができる。
今作はエルフーンの苦手な相手に特殊が多いので、エルフーンの光の壁はかなり強い。
積み技持ちの味方と組ませるなら優先的に持たせたい技。

  • 宿木の種

死に際宿木。相手の削りと味方の回復を同時に行うことができる。
耐久の高い敵を相手にするときに有効。
耐久を底上げする味方と組ませるなら優先的に持たせたい技。

 

ダメージ計算

ポケモンの横についている数字は実数値です。

与ダメ(H-D)

・水ウーラオス(175-81)                  
186~222(106.2~126.8%) 確定1

・ブリジュラス(165-86)                  
88~105(53.3~63.6%) 確定2(イバン圏外)

・チョッキブリジュラス(197-86)                  
58~70(29.4~35.5%) 乱数3(27.7%)

 

  • 草結び

・暁ガチグマ(220-86)                  
222~264(100.9~120.0%) 確定1

・水テラスウーラオス(175-81)                  
198~234(113.1~133.7%)  確定1

・ヘイラッシャ(257-86)                  
222~264(86.3~102.7%) 乱数1(18.7%)

 

被ダメ(A or C) 

・水ウーラオス(A200)の水流連打
 21~24(15.5~17.7%)×3    乱数2耐え

・悪ウーラオス(A200)の暗黒強打    
 60~72(44.4~53.3%)      乱数2耐え(68%)

  

運用方法  

基本は初手出しで削りを入れる。
場合によっては、アンコール等の補助技を絡めて後続の起点作成も行う。

襷枠ではあるが火力はないので、裏に置いてのストッパー選出は難しいので注意。

(普通のアタッカー寄り襷型なのでそれ以上語ることがない)

 

相性のいいポケモン

基本的には普通のエルフーンと同様。
サフゴに強いポケモンと相性いいです。

  • テツノドクガ

エルフーンの苦手な相手に大体強いポケモン
エルフーンが削った相手に炎の舞/メテオビームでC上げつつ倒す動きが強い。
ドクガだと対処が面倒な暁ガチグマをエルフーンがカモにできるのが偉い。

 

  • パオジアン

サフゴを起点にできるポケモン。電気テラス剣舞型がオススメ。
エルフーン+炎枠で一貫しがちな悪/霊に耐性があるのが偉い。
エルフーンのアンコから積む動きも強力。

 

使用感

以下2パーティで使用。

Wellspring MaskBloodmoon Form

Wellspring Mask

どちらも襷が余ったので投入した。

使い勝手としては中々悪くなく、襷持ちということもあってそれなりに活躍してくれた。
技の使用頻度は、ムンフォ>アンコ>>我武者羅>草結び。

ムンフォは純粋に削り技としていい火力が出る。とはいえ絶妙な火力の足りなさ(2発でミリ耐えされる)が目立つことも多かったので、フェアリーテラスが欲しい場面が結構あった。

アンコは準必須級。この技があることでステロ展開の構築に出しやすくなったことが大きいと感じた。

我武者羅はそこまで打たなかった。とはいえ、HPミリの時であれば相手の悠長な行動(身代わり等)を咎められたり、チョッキブリジュラスのような硬いポケモンを強引に削れるのは偉いと感じた。
なお、カイリューに我武者羅をする場面は一回もなかった() ゴーストテラスの意味ェ......()

草結びは強いことには強いがガチグマピンポ感は否めない。とはいえガチグマ入りに初手から投げやすくなるので選択肢としては悪くないと感じた。

 

以上より、型の選択肢としては十分強いと感じた。
ぜひ構築で襷が余ったエルフニストがいたら使ってみてください。

 

あとがき 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

C特化襷エルフーン、いかがだったでしょうか?
今回は割と普通寄りでしたが、その分型としてのパワーはそれなりに高かったので使い勝手は良かったです。

質問や相談など何かありましたらコメントやX(@elfugenger_poke)までお願いします。
感想は、Xのハッシュタグ#変態型エルフーン考察」に入れてくれると筆者が大喜びします。

 

それでは今回はこの辺で失礼します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近考察の速度に執筆速度が追いついていません。すでにその9くらいまでネタがある...()
ネタを先行で試したい方がいれば、XにDMくれれば提供します。

 

*1:そんなファンの皆様に支えられて当シリーズもここまで続けられてきました。本当にありがとうございます!
たまに「ファンです」とかいってくれると、実はめっちゃ陰で喜んでます()

*2:綿胞子とコットンガードは覚えるけど、花粉団子とグラスミキサーは覚えないから絶対実現しないんだよなぁ()

*3:例だと、この構築など

elfugenger.hatenablog.com

ドクガの影響で先発にラオスやランドを呼ぶため、初手にエルフーンを投げたい場面が多い。

*4:ブラッドムーンをアンコールすると、アンコしたターンはそのまま攻撃される。その次のターンは悪あがきとなる。
そのため、エルフーンが倒されつつ後続の起点を作ることが可能となる。

*5:正確にはGF下のグラススライダーがある。だが、あんなんゴリラ以外だと先制技に含まれないでしょ()

変態型エルフーン考察 SV編 その5 葉緑素珠エルフーン

どうも、ひやしうめです。
今回紹介するのは、葉緑素エルフーンです。
所謂晴れ下エース型ですね。実況者のアシ○キ氏に先越されてましたが、私は2017年から晴れエルフーン使ってるので許してください>< (こんなタイミングでネタ被るとか思わなかったんよ......)

ということで紹介へどうぞ。

 

 

サムネ用綿

 

 

エルフーン@命の珠

性格:控えめ
特性:葉緑素
テラスタイプ:
努力値:H108 C252 S148
実数値:149-*-105-141-95-155
技:ムンフォ ソラビ テラバ 成長
調整:
 H:10n-1
 C:特化
 S:晴れ時最速ブーストツツミ抜き

 

まあ、言わずと知れた晴れエースです。

意外と知られていないですが、エルフーン夢特性葉緑素。成長もしっかり覚えてくれるので、実は晴れエース適性があります。

晴れエースとしての強みはタイプ一致フェアリー技を打てること、素のSが高いことの2点。
Cが低いのは欠点ではありますが、実は命の珠+成長を合わせればソーラービームでH振りハバタクカミがほぼ確定です*1

とはいえこいつを今の環境で活躍させられるかというと、正直に言えばかなり厳しかったのですが、机上論だけでは嫌ということで実際に使ってみた感想等をまとめられればと思います。

それでは詳細な説明は以下から。

 

 

  

考察経緯

私「そろそろエルフーンでサフゴ殺りたくない???」

晴れ成長使うべ

ということで、晴れエース型を使うことにした。

ちなみに、筆者はかなり昔に晴れエルフーンを使っていた*2ので、この型を使うことへの抵抗は一切なかった。

 

晴れアタッカーエルフーンを使う理由は、ただサフゴを倒したいだけでなく、一応ちゃんと今の環境だと強いのでは?と思ったからである。
というのも、ステロ+珠成長ならば環境のBig6(7匹)のほとんどを倒すことができるからだ。

  • カイリュー  →ステロ+珠成長ムンフォでH振り等倍カイリューが確定
  • ハバタクカミ →珠成長ソラビでH振りカミが93.7%の高乱数1
  • 水ウーラオス →珠ソラビでH振りチョッキラオス確定
  • サーフゴー  →晴れ下珠炎テラバでH振りサフゴ確定
  • パオジアン  →晴れ下珠炎テラバで等倍パオジアンが75%の乱数1
  • 炎オーガポン →ステロ+晴れ下珠成長炎テラバで無振りテラスオガポが50%の乱数1
  • 暁ガチグマ  →晴れ下珠成長炎テラバでH振り等倍ガチグマが確定

以上のように、ステロが撒けて成長が積めている状態であれば環境TOPのポケモンを大体ゴリ押すことができる

また、環境最速であるSブーストツツミを晴れ下なら抜ける素早さラインも非常に偉い。

そして何よりエルフーンにサフゴは投げられやすいので自らカモを呼び込むことができる。

これらの考察から、晴れエルフーンは活躍できる!と(当時は)思って採用してみることにした。

 

特性

晴れ下で素早さが2倍になる葉緑素

マイナーすぎてあまり知られてない。何せ筆者も6年前に使うまでは知らなかった()
すり抜けは結構有名なのにね...。

 

調整/テラスタイプ

C:火力足りないので特化

S:環境最速がブーストツツミなので、晴れ下で抜けるようになる実数値155(S148振り)

H:残り(H108振り)。なんかちょうど珠ダメ割合最小となる10n-1で綺麗。

 

テラスタイプは。草/フェアリー/炎の技範囲の広さと、対サフゴを担える点から。
また、草との耐性変化の補完が良く、積みの起点も作りやすい。

 

以上より、

性格:控えめ
テラスタイプ:
努力値:H108 C252 S148
実数値:149-*-105-141-95-155

となった。

ま、晴れエルフーンならこれがド安定になりますね

 

持ち物

エルフーンは素の状態ではC種族値77と火力が足りないので命の珠

珠があれば、成長なしの晴れ下炎テラバでH振りサフゴが確定となる。

なお、自傷スリップは結構痛いので他のアイテムの採用も視野ではある。

 

メインウェポン。等倍範囲が広く、環境上位のポケモンにも通りがいい。
他の晴れエースと比較した時のエルフーンの優位点なので欠かせない。

 

メインウェポン2
通りはそこまで良くないが火力がえげつない。
具体的には、H振りチョッキランドがステロ+珠成長ソラビで8割で飛ぶレベル。生半可な等倍ポケモンでは受けられない。

 

  • テラバースト

対サフゴ用。昔はめざ炎だったのを思うと随分強くなったな...と感じる()
晴れ下で火力が1.5倍となるので、ソラビと同等の威力が出せる。サブウェポンではあるが実質的にメインウェポン級の火力。

  • 成長

晴れ下でAC+2する積み技。余談だが、エルフーンの火力上昇積み技はこの技くらいしかない。はよ悪巧み寄越せ*3
積まないと絶妙に火力が不足する場面があるので、できる限り積むよう心がけたい。
積むことさえできれば、生半可な炎タイプはステロと合わせてゴリ押しできます()

 

ダメージ計算

ポケモンの横についている数字は実数値です。

与ダメ(H-D)

・ノーマルテラスカイリュー(198-120)            
マルスケ無:128~152(76.6~91.0%) 
マルスケ込み確定2

 

・チョッキ水ラオス(207-81)                  
68~80(51.9~61.0%)     確定2

・ハバタクカミ(131-155)                  
68~80(51.9~61.0%)     確定2

 

  • 炎テラバースト

・電気テラスパオジアン(155-86)                  
68~80(51.9~61.0%)     確定2

・暁ガチグマ(220-86)                  
120~142(54.5~64.5%) 確定2(残飯1回込みでも確定2)

・炎オーガポン(155-116)                  
126~150(96.1~114.5%) 乱数1(81.2%)

 

被ダメ(A or C) 

・水ウーラオス(A200)の水流連打
 21~24(14.0~16.1%)×3    確定2耐え

・悪ウーラオス(A200)の暗黒強打    
 60~72(40.2~48.3%)      確定2耐え

カイリュー(A204)のノーマルテラス神速                       
 64~76(42.9~51.0%)    高乱数2耐え(96.1%)

 

・ハバタクカミ(C205)の活性眼鏡ムンフォ(炎テラス)              
 42~51(28.1~34.2%)  高乱数3耐え(98.7%)

  

運用方法  

他のポケモンで晴れとステロ(と欠伸等の起点作成)をしてあげて、成長積んで全抜き。
やること自体はシンプルで分かりやすい。

ただ、耐久がかなりシビアなので誰を起点に積むかは常に気にして動いたほうがいい。

また、テラスによる耐性変化で技を受けられるのがかなり負け筋になるので、相手のテラスは常に読んで行動したい(死ぬほど難しい)。

 

相性のいいポケモン

順当に日照り役が相性いいです。それ以外に語ることないので今回は割愛。

 

使用感

今回はエルフーンが3タテするまでチャレンジしました。

最初は以下の構築で使用。

 

晴れエースっぽい奴らは全員見せポケ()。
コータスのステロ欠伸展開だと晴れターンが足りないと思ったので、ガブでステロを撒いてから展開することに。
コータスはステロの枠に†炎の渦†を採用して、エルフーンの起点をキャッチできるようにした*4

 

だが、実際に使ってみたところ

  • が中々通らない。カミと技範囲が似通っているせいで選出誘導が上手くいっておらず、カミ対策の鋼テラスライコやら鋼テラスラッシャに狩られる始末
  • アタッカーがエルフーンだけでは単純にパワー負けしている

といった感じで中々上手く決まらなかった。勝率も2勝4敗でかなり悪かった。

 

そこで、を同時選出して役割集中で突破することを狙って見ることに。
コータスは2回晴れを展開したいので、熱い岩から脱出パックに変更。

以下の構築で改めて潜り直した。

Bloodmoon Form

この構築でやっとのことでエルフーンで3タテを成し遂げることができた。対戦相手の選出はBloodmoon Form。ちゃんと環境TOP相手に対して勝つことができた。ついでに別試合でちゃんとサフゴも倒した。

なお、この構築の勝率は2勝4敗。さっきの構築と合わせても4勝8敗でたったの33%しか勝率がない()
お察しかもしれませんが、晴れエルフーンかなり弱いです

以下使用感メモ

  • エルフーンの耐久があまりにも繊細すぎる。珠スリップも合わせて簡単に先制技県内に入るのが良くない
  • エルフーンを晴れ下で出した時点でアタッカーなのが読まれるので、相手とのテラス択が常に発生する
  • 天候のターン制限があるのも厳しい。このスペックなのに活躍にリミットがあるので滅茶苦茶動かしづらい
  • 起点にできる相手が少ない。そもそもコータスで満足にステロ欠伸まで通すのが難しいのに、エルフーンが素で起点にできる相手(旧世代だとコケコやランドなど)が少ないのが致命的

とにかくエルフーンというポケモン自体のスペック不足を感じた。
やっぱり所詮は合計種族値480族か...()

ということで、今の環境で晴れエルフーンを通すのは難しかったです><
でも、技の通り自体は悪くないので興味ある人は研究してみてください。

 

あとがき 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

今回はだいぶ弱い寄りの型となってしまいましたが、エルフーンの新たな型開拓のきっかけになれば幸いです。

質問や相談など何かありましたらコメントやX(@elfugenger_poke)までお願いします。
感想は、Xのハッシュタグ#変態型エルフーン考察」に入れてくれると筆者が大喜びします。

 

それでは今回はこの辺で失礼します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試運転終わってこれから記事書くぞ!ってとこで実況者に動画上げられるの悲しみ><
せっかく先に使ってたのに私がパクリみたいじゃない!!()

 

*1:過去世代だと、メガリザードンYがステロ+珠成長ムンフォで75%の乱数1発だったりする。つまり、エルフーンリザードンを見ることができる(というか筆者はエルフーンリザードン倒してた)

*2:7世代で初めて使用。なんなら筆者の最高レートが晴れエルフーン軸です()
当時は使用者もほぼおらず、誰も使っていないエルフーンの型を開拓できたことに何より喜びを感じていた。まさかそれが今や変態型しか考察しない身となるとは...。

ちなみに当時の構築、7世代なのでメガもZもあるのに基本選出はメガZなしです() おまけに唯一のメガ枠はハガネール... (???)
しかも、種族値平均低すぎて構築内で3番目に種族値高いのがエルフーンになってる始末(レヒレオニシズクモにしていた時)でしたw こんなのでどうやって勝ったんだ当時の私......。

なお、当時の構築記事が実はまだ残っていたりします。ちなみに初レート構築記事で文章が痛々しい頃なので今見返すのはちょっと恥ずかしいところです...。

[SMシングル シーズン6] 全てを捻り潰せ!! 新世代エルフーンとムウマハガネール [最高1858] - 冷やした梅はただの梅

*3:なんかのyoutubeの動画のコメント欄で「エルフーンでサフゴを悪巧み炎テラバで倒した」みたいなコメントあったけど、ものすごく羨ましかった。なんで君のエルフーンは悪巧みを覚えるんだい??エアプコメはやめようね><

*4:この「ガブでステロ→渦コータスで起点をキャッチ」という戦術は筆者が7世代の時にやっていたものである。
当時はステロ分業戦術は割と上手くいっていて、エルフーンでよく3タテしていた。

変態型エルフーン考察 SV編 その4 妖精の羽エルフーン

どうも、ひやしうめです。
今回紹介するのは、妖精の羽エルフーンです。
はい、またよくわからん変なやつですね() でも思ったよりかなりやれる奴でした。

それでは紹介へどうぞ。

 

 

サムネ用エルフーン
絵を描くのをやめたらここ
に書くネタがなくてちょっと寂しい><
 

 

 

エルフーン@妖精の羽

性格:臆病
特性:悪戯心
テラスタイプ:フェアリー
努力値:H108 B4 C172 D172 S52 
実数値:149-*-106-119-117-157
技:ムンフォ 追い風 アンコール 光の壁
調整:
 H:特化ガッサのテクニ岩石封じを96.1%で2耐え
 C:無振りカミをテラスムンフォで確2、H振り暁ガチグマをテラスムンフォで確2
 D:壁込みで臆病カミのムンフォを98.7%3耐え、壁込みで特化暁ガチグマのブラッドムーン+ハイボ+真空波を確定耐え
 S:最速コノヨ抜き

 

コンセプトは、「単体性能を確保した追い風要因」。
見た目はキショいですが、よくみたらちょっと型を崩しただけの追い風役です。

追い風は後続エースを活躍させるという点で、簡単かつ強力無比ですが、ターン数が短いという欠点があります。
そこを、今回は光の壁妖精の羽+テラスムンフォの火力を掛け合わせ、「エルフーンで敵を突破 or 削る」ことで解消を試みました。

これにより、

 先発でタイマン
→2匹目エルフーンで先発の刈り残しを倒す
エルフーンで相手2匹目を削る
→死に際追い風
→ラストのエースで相手2匹を倒して勝利!!

といった理想的な試合展開を作ることができます。

詳細な説明は以下から。

 

 

  

考察経緯

突然だが、筆者は我武者羅エルフーンが大好きである。
何故なら、本来なら勝てない相手にも強引に削りを入れたり勝てるようになるからだ*1
その性能に魅了され、実に5年以上も愛用し考察し続けている。

しかし、SV環境において身ががむエルフーンの天敵がいる。
それが、ハバタクカミ暁ガチグマである*2

ハバタクカミは、霊タイプによる我武者羅無効、高いCDSにより殴り合いではおよそ打ち勝てない、という点から身ががむ系統のエルフーンではまず太刀打ちできない。

暁ガチグマは、ハイボによる身代わり無効、先制技(真空波)所持という点から、身代わりを絡めた処理がそもそも難しい。

以上のことから、エルフーンの型を考察する上でこの2匹は非常にネックになっていた。

 

そこで筆者は思った。

なんとかしてこの2匹をエルフーンで倒したくない???

 

ということで考察することに。

まずは、エルフーンでハバタクカミを対面撃破することを当初目標とした。
(暁ガチグマについては、ぶっちゃけ草結び仕込めば解決するので一旦後回し)

とはいえ、ハバカミは型も多く全対応は不可能。そこで、一番オーソドックスそうな以下の型を想定した。

持ち物:ブーストエナジー
性格:臆病

テラスタイプ:非考慮*3
努力値:H4 C252 S252 
実数値:131-*-75-187-155-205
技:ムンフォ

まず思いついたのは鋼テラス物理テラバ。だが、これはあまりにも動きに汎用性がないので没。

やっぱりムンフォの打ち合いで殴り勝つのが汎用的な動きか。
だが、ダメ計を回してみると結構絶望的な結果が......。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ハバタクカミのムンフォ → HD特化エルフーン
  89.9%の高乱数2耐え

 C特化エルフーンのムンフォ → ハバタクカミ
  確定3発

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

つまり、エルフーン努力値が756あってもハバタクカミに殴り合いでは勝てないのである。
これは降参案件。

そう思いながら技一覧を見ていると、ある技が目に入った。

それが......光の壁

壁込みであれば、HD特化でなくてもカミのムンフォを3耐えできるようになる。すなわち行動回数を2回稼ぐことができる
ついでに、暁ガチグマのブラッドムーン+ハイボ+真空波まで耐えるようになる。こちらも行動回数を2回稼ぐことができるようだ。
その上、光の壁は後続のサポートにもなるので汎用性の面でも悪くない。
以上より、光の壁によって耐久面の問題は解決した。

次に火力面についてだが、これは持ち物とテラスを利用することで解決できた。
ムンフォの火力があればいいので、フェアリー技の火力を1.2倍にできる妖精の羽*4と、フェアリーテラスを採用。
これでCに補正をかけずともハバタクカミを2発で落とす火力が出せる。ついでにH振りガチグマまでならテラス+妖精の羽ムンフォで確定2なので、対ガチグマも解決できそうだ。

 

よって、

持ち物:妖精の羽
技:ムンフォ、光の壁

まで確定。

あとは残りの技についてだが、カミの瞑想を考えたときにアンコールは必須だと考えた。
光の壁 + アンコールで起点作りの形を取ることもできる。よってアンコール採用。

そして、最後の枠について。最初は嘘泣きでも入れて受け崩しに特化してやろうかと思ったが、最終的には汎用的な動きを求めて追い風を採用。

これは変態型を作る上での持論なのだが、「○○を倒せる」だけでなく「なるべく汎用的な動きができること」が大事だと考えている。
なぜなら、多くの相手に実行できる"汎用的な動き"がないと、ロクに活躍させられないどころか選出すらできなくなるからである。

例えば、先ほどボツにした「鋼テラス物理エルフーン」を例に挙げる。
これは対カミならばテラスを切って鋼テラバを打つだけで比較的安定して勝つことができる。
だが、裏からウーラオスが出てきたらどうなる?そのままインファで落とされて終わりだ。そうなると、カミ+ウーラのような並びには選出が難しくなってしまう。
そもそも相手の選出にカミがいなかったら?
そのようなパターンを色々考えると、ピンポメタに大きく寄ってしまった型は選出することすら難しいのだ。

一方、今回のエルフーンに追い風を仕込んだ場合を考える。
すると、対カミを壁+テラスムンフォ×2で突破した後にラオスが出てきても、追い風を張りつつ退場できる。後続のエースに追い風と光の壁を残した状態で託すことができるので悪くなさそうだ。
カミが選出されなかった場合でも、単に追い風要因+追い風エースの並びとして活躍ができる。アンコによる起点回避や壁のサポートも悪くない。

というように、誰に対してもできる汎用的な動きを設定しておくことで、型を崩した変態型でも選出・活躍が見込めるようになる
変態型考察では非常に重要な視点だと思うので、当記事を読んだ人にはぜひ覚えてもらいたい。

 

とまあ、話がズレたが結局は以下の構成に決まったのだった。

持ち物:妖精の羽
技:ムンフォ、光の壁、アンコール、追い風

 

特性

ハバタクカミの上から光の壁をするために悪戯心

先制追い風もご存じの通り非常に強力。

また、壁に対抗した相手の積み技を先制アンコでカモにできるのも偉い。

ちなみに、アンコ以外の補助技が全て自分の場に向けて打つ技なので悪タイプの悪戯無効はそこまで気にしなくていい。
ただ、悪へのアンコはNG。悪戯初心者は注意。

 

調整/テラスタイプ

まず、HPの調整から。今回は対カミを意識する以上CとDに大きく努力値を取られるので物理耐久は最低限にすることに。
あまり意識したい調整先が思いつかなかったので、とりあえず昔懐かしき意地ガッサの岩石をほぼ2耐えするHP149(H108振り)に。

Bは端数

次に特殊耐久について。壁込みでカミのムンフォの乱数が変わり98.7%で3耐えできるようになるD実数値117(D172振り)。

ここまでで性格補正をCに回す必要がなさそうだったのでSの調整を行った。
追い風込みでツツミは抜きたいので実数値155は欲しい。また、初手コノヨザルを抜いてムンフォで上から殴りたいと思ったので、S実数値157(臆病52振り)に設定。

Cは余りを全部振った。C実数値119(C172振り)なら、妖精の羽+テラスムンフォで131-155カミをムンフォ2発で落とすことができる。

 

テラスタイプは前述の考察通りフェアリー。足りない火力を補う。

 

以上より、

性格:臆病
テラスタイプ:フェアリー
努力値:H108 B4 C172 D172 S52 
実数値:149-*-106-119-117-157

となった。

 

持ち物

前述の考察通り妖精の羽。なんと地味に今作新規アイテム()

効果は精霊プレートと同じで、フェアリー技の威力を1.2倍にする。

プレートじゃない*5理由は名前が可愛かったから() ぶっちゃけ効果一緒なんでプレートでいいです。
でも、「妖精の羽エルフーン」の方が名前のインパクトあるでしょ?つまりそういうことです

 

コンセプト技その1。妖精の羽+フェアリーテラスムンフォでハバタクカミをぶっ飛ばす。
テラス時の指数は27132。臆病カミの素ムンフォ(26647.5)をわずかに超える程度の火力が出る。つよい。C振ったエルフーンすき

 

  • 光の壁

コンセプト技その2。今作でエルフーンの使える技で強いと思っている2つの技のうちの一つ*6
特殊耐久を2倍にすることで、無理やりカミやガチグマの攻撃を複数回耐えられるようになる。
行動回数を増やせるだけでなく、後続のサポートにもなるのが非常に偉い。
ちなみにエルフーンはリフレクは覚えない。はよ覚えろ

 

  • アンコール

昔懐かしきエルフーンのアンコール。こいつの目の前で補助技を使った奴をループに入れて咎める。
今回は壁や追い風を使う関係上、ターン稼ぎの補助技に弱かったのでそこに刺さるアンコールはほぼ必須だと感じた。
なお、悪タイプやサイコフィールド下では無効になるのでご注意を。

 

  • 追い風

存在するだけで汎用性を上げる技。4ターンの間味方の素早さを2倍にする。
悪戯により先制で発動できるので、死に際に打つのが非常に強力。
この技のあるなしで選出のしやすさが雲泥の差になる。試運転した時も「追い風刺さりそうだから選出しよう」という場面がほとんどだったので必須だと思う。

 

ダメージ計算

ポケモンの横についている数字は実数値です。

与ダメ(H-D)

・水ウーラオス(175-81)                  
188~224(107.4~128.0%) 確定1

カイリュー(167-120)            
マルスケ有:64~76(38.3~45.5%) 
マルスケ無:128~152(76.6~91.0%) 
マルスケ込み確定2

 

・ハバタクカミ(131-155)                  
68~80(51.9~61.0%)     確定2

・暁ガチグマ(220-86)                  
120~142(54.5~64.5%) 確定2(残飯1回込みでも確定2)

・テツノツツミ(131-81)                  
126~150(96.1~114.5%) 乱数1(81.2%)

・水テラスウーラオス(175-81)                  
126~150(72.0~85.7%)  確定2

 

被ダメ(A or C) 

・水ウーラオス(A200)の水流連打
 21~24(14.0~16.1%)×3    確定2耐え

・悪ウーラオス(A200)の暗黒強打    
 60~72(40.2~48.3%)      確定2耐え

キノガッサ(A200)のテクニ岩石封じ                       
 64~76(42.9~51.0%)    高乱数2耐え(96.1%)

 

・ハバタクカミ(C187)のムンフォ(壁)              
 42~51(28.1~34.2%)  高乱数3耐え(98.7%)

・暁ガチグマ(C205)     
 ブラッドムーン(壁) 69~81(46.3~54.3%) 
 ハイボ(壁)     45~53(30.2~35.5%) 
 真空波(壁)     6~8  (4.0~5.3%)  
 →確定耐え

・ツツミ(C176)の眼鏡れいび(壁+エルフーン妖テラス)              
 57~68(38.2~45.6%)  確定2耐え

  

運用方法  

基本は初手 or 2手目で追い風して後続エースに繋ぐ。それだけ。
だが、特殊相手なら光の壁を絡めることで複数回行動できるので、ムンフォで削りを入れることで後続エースを通しやすくする。

特に強力だと思ったのが2手目エルフーン。先発ポケモンで荒らしたあと、刈り残しをエルフーンで倒してから追い風展開するムーブが中々に強力だった。これはC振り+妖精の羽のエルフーンならでは動きだと思う。

ちなみに、当初討伐目標としていたブーストカミやガチグマは以下動きで撃破可能。

  • ハバタクカミ
     こちら光の壁 相手ムンフォ
    →相手ムンフォ こちらテラスムンフォ
    →相手ムンフォ こちらムンフォ(撃破*7 )

    ちなみに、瞑想等の補助技はアンコで咎められるのでむしろアド。
    倒した後は、追い風展開するなりして退場。

 

  • 暁ガチグマ
     こちら光の壁 相手ブラッドムーン
    →こちらテラスムンフォ 相手ハイボ
    →相手真空波 こちらムンフォ

 

相性のいいポケモン

 

  • イーユイ

もはや語るまでもなく相性がいい。エルフーンの苦手なサフゴに強く、高火力なため追い風エースの適性が高い。

 

  • トドロクツキ

個人的にめちゃくちゃ気に入った追い風エース。
エルフーンの苦手なポケモンに大体強く、ブエナなら打ち分け可能でありながら高火力を叩き出す。
本来なら竜舞で補っていたSの足りなさを追い風でサポートできるのが非常に噛み合う。
さらに、竜舞の必要がないのでテラス権をそこまで必要としない。そのため、エルフーンにテラスを切っても動かしやすいという点がまた相性がいいと感じた。

 

  • ヘイラッシャ

追い風エースではないが見せポケとして。
今回のエルフーンは特殊相手にこそ強いものの、物理相手にはかなり不安定である。
そこで、見せポケモンとしてヘイラッシャを置いておくのがかなり機能すると感じた。
型は先発の打ち合い要因としても使えるフルアタ型などが面白いかも。

 

使用感

当初は以下の構築で使用。

しかし、先発襷クエスパトラの荒らし性能が低い、追い風下の珠パオジアンが別に強くないという点から、以下の構築に変更した。

 

 キラフロルでステロを撒く
エルフーンで相手を殴りつつ追い風起動
→追い風下Aブーストツキで無双

というのが基本戦術。

 

使用感としては、

  • 補助型のエルフーンでありながら最低限の対面性能があるのが使いやすい
  • 追い風型なので選出がしやすい
  • エルフーンがラス1になってしまっても、テラス込みでそこそこ殴り合い性能が高い
  • エースをトドロクツキにすることで、テラスをエルフーンに切りやすい
    テラス込みのエルフーンの対面性能は思ったより遥かに高い

という感じ。普通の追い風補助型と違って単体性能が高いのが使いやすかった

特に、テラスを切ったエルフーンの対面性能はかなり高いと感じた。
以下に実際にあった事例を示す。

・キラフロルのステロ+毒菱展開の後に出てきたスカーフイーユイに対し、フェアリーテラス光の壁ムンフォで対面撃破
(イーユイの特化火炎放射を光の壁+フェアリーテラスで確定2耐え、返しのテラスムンフォはステロ+猛毒2回込みで87.5%の高乱数1発)

・水テラスを切った後のゴツメサフゴに対し、光の壁+フェアリーテラスムンフォでワンチャン殴り勝ちそうになる(電磁波されてしまったので倒されてしまったが...)
(H振りサフゴに対し等倍テラスムンフォが86.3%の高乱数2発)

 

以上より、追い風エルフーンでありながら対面性能もある、というのがかなり強い要素だと感じた。
最初は頭悪そうな発想から考えた型の割にはかなり強そうな感じに仕上がったので、興味あれば使ってみてください。

 

あとがき 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

妖精の羽エルフーン考察、いかがだったでしょうか?
変な道具だし努力値も気色悪い感じでしたが、かなりやれる寄りの型だと思います。
よく見ればただの追い風エルフーンなので、興味あれば使ってみてください。

質問や相談など何かありましたらコメントやX(@elfugenger_poke)までお願いします。
感想は、Xのハッシュタグ#変態型エルフーン考察」に入れてくれると筆者が大喜びします。

 

それでは今回はこの辺で失礼します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱ気色悪いエルフーン使ってる時が一番脳汁出るんだよなぁ......
多分エルフーンは麻薬か何かと同等の依存度ある()

 

*1:例えば、7世代だとカムラ or イバンを持たせることでスカーフテテフやゲッコウガに勝てるようになる。今作ではパオジアンや炎オーガポンをしばいてきた。

*2:サーフゴーもいるが、こちらはエルフーンの型をよほど崩さない限り勝てないので今回は考慮外。
そもそも、構築の組み方次第で簡単にカモれるから余り意識しなくていいというのもある

*3:切られると数値不足で勝てない、そもそもエルフーン相手にテラス切ってくる可能性は低い、という点より考慮しない。というかその余裕がない

*4:当初の想定では命の珠だった。
イデアの発端としては、筆者が色々な構築記事を見ているときに珠ガチグマ入りの記事を見つけたことだった。相手の暁ガチグマを珠ブラッドムーンでワンパンできるという点に魅力を感じたが、この時に「エルフーンでも珠あれば対カミ解決できるのでは?」となった。
また、後述する追い風との相性でも自傷ダメで退場できるため悪くないと思った。

しかし、計算してみたところ珠ダメ込みの耐久の計算がかなりシビアだったのでお蔵入り。
代わりに白羽の矢が立ったのが妖精の羽である。

*5:???「プレートじゃねえじゃねえか!!」(ちなみにリーリエの胸はプレート)

*6:もう一つはコットンガード。今作はテラスも相まって、自らの耐久を底上げする技が非常に強いと感じている。

*7:なお、どうしてもCダウンだけは避ける必要がある。これはどうしてもケアできなかったのでしょうがない。
まあ、C下げられても追い風展開はできるし......()

好きなリーリエの画像探そうと思ったら画像フォルダが3500枚超えていた件

なんかポケ勢の間で、2/14のバレンタインに好きな女の子の画像をXに投稿して性癖*1晒すの流行ってるらしいですね。

私も好きなリーリエの画像あげようと思って画像フォルダを覗いてみました。
そしたら......

私「なんかリーリエの画像フォルダ3500枚超えてるんだけどwww」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、3500枚の中から"性癖"を感じるリーリエの画像を厳選してきました()

 

 

 

 

 

1.

アニメSM初期より

完全にち○ち○見た時の反応ですよね、えっちです

 

 

2.

確かアニメSM初期の水着回

リーリエたん、水着がえっちすぎるんですよね
水かけられてるの、えっちでよくない()

 

 

3.

これはアニメSM中期くらい、寝巻き姿ですね

寝巻きなのに二の腕と太もも出しすぎなんだよなぁ...。

とりあえず白狐にはその場を私とチェンジしてほしい()

 

 

4.

確かルザミーネ救出編あたり

リーリエは白くて細い太ももがあまりに助平すぎる...

てかpkksの位置スカートの中見えてるだろそこ代わr(ry

 

 

5.

USM頃の水着回 グレーのは確かチルタリスに塗ってた泥パック的なやつ

あまりにもえっちだよね、うん......、多くは語らねえ

 

 

6.

こちらはポケカ

あまりにも見返り美人。可愛すぎる

うなじからいい匂いしそう、いや絶対する(確信

あとスカートの中身が見えそうでドキドキする...

 

 

7.

ポケマスリーリエ

......これ、スカートの中身覗こうとして怒られてるわけじゃないからね???
日記覗いちゃダメって話だからね???

でも私はリーリエのスカート覗きたいです

 

 

8.

evolutionのリーリエ

このシーン、すごい作画良くてスカートがヒラヒラ舞うんだけど、本当に中見えそうなんですよね、ヤバいです

それを抜きにしても太ももがえっちすぎる。やっぱリーリエは太ももなんだよなぁ

 

 

9. 

ポケマス。リーリエ界No.1最えっち衣装と名高いリーリエ(アニバーサリー22)です

これに関しては本当にドスケベ。ヤバすぎる

まず、手袋がえっち。手○キとか上手そう()

そしてこの長い手袋をしておきながら、脇は出しているという矛盾。ストーリーの途中でもちょいちょい脇が見えて欲情します

この画像だと分かりにくいけど、胸も控えめなように見えてちゃんと膨らみがある。えっち

そして何より一番は太もも。後ろから見たらロングスカートなのに、前から見たらミニスカートと遜色ないレベルで太ももを露出しててヤバい。この衣装考えた人は本当に天才過ぎる!!!!
やっぱリーリエの一番の性癖ポイントは"太もも"なんだよなぁ......

ガチで全媒体のリーリエの中でアニバリーリエたんが一番好きです。さすがは私のお嫁さんだぁ...

(ヲタク特有の早口)

 

 

 

 

 

結論:アニバリーリエ最高!!!!

*1:ちなみに筆者は大きい派です。何がとは言わないが() なおリーリエはプレートな模様

【SVシーズン14 シングル】カムラエルフーン始動 対面×積みスイッチ【最高レート1800】

初めての方は初めまして、そうでない方はいつもありがとうございます。ひやしうめです。
普段は、変なエルフーンの型開発(変態型エルフーン考察)をしているものです。

今回は、新たに開発したエルフーンで目標のレート1800*1を達成したので、構築記事を書くことにしました。

エルフーンの天敵であるサーフゴーや炎オーガポンなどが蔓延している環境となっていますが、エルフーンの選出率1位(多分)で達成してます。興味がありましたら読んでいただけると幸いです。

 

↑リーリエの画像付きのしっくりくるカードがなかったので、パルデアカードマンの画像を自分で編集しなおした。
っぱリーリエちゃんがきゃわわ♡なんですわぁ...

 

 

↑証拠(2/1時点)。

 


↑忙しい人用の構築簡易まとめ
レンタルも公開したので、興味ある方は是非

 

 

 以下常体

 

構築経緯

とりあえず使いたいのでは確定。いつもならゲンガーも使ってたが、今作のゲンガーはあまりにも不甲斐なさすぎるので、相方枠はにした*2

エルフーンの苦手なサーフゴーを起点にして取り巻きごと貫ける、電気テラス剣舞を採用。また、同じ理由で電気テラス瞑想の型とした。

 エルフーン対面でサーフゴーに悪巧みをされると嫌なので、一回クッションに出せて、かつオーガポンやカミにも強めな採用。

 対塩入りや受け構築に強く、エルフーン軸だと重くなりがちな水ラオス*3に対して水流連打の一貫を切れるポケモンとしてWellspring Maskを採用。

初手にエルフーンを出す上で嫌な、暁ガチグマや電磁波カイリューを牽制でき、逆に水ラオスを誘導できる採用。また、面倒なステロ展開を高速スピンで解除する役目も受け持つ。

の役割が、①ラオスに強いこと、②サフゴに倒されて裏で起点にすること、の2点だったので型が比較的自由だった。ここはゴツメや襷、イバン等を経由してから、一番爆発力の高かったカムラ型で採用することに

 

以上より、Wellspring Maskとなった。

特に、今作で見た目が好きなポケモンであるWellspring Maskを使うことができたので満足している。

 

 

以下、詳細な経緯。長いので、不要な方は単体考察へスキップしてください。

 

構築のコンセプトは、「対面的に動きつつ、がサフゴに倒されることで積みへとスイッチする」

SV環境でエルフーンを使う上で、一番の天敵はやはりサーフゴーだろう。
補助技が全て無効で、攻撃技もほぼシャットアウト。頼みの綱の我武者羅も効かない。

だが、筆者はあることに気がついた。
それは、
「環境のTOP7の中でサーフゴーだけ対面性能低くね???」
ということである。

環境のTOP7こと、カイリュー・ハバタクカミ・炎オーガポン・水ウーラオス・パオジアン・暁ガチグマ・サーフゴー。

こいつらは、圧倒的な高火力や素早さ、耐久を持ち、先制技や連続技、豊富な補助技を持つことで下位のポケモンに隙を見せない圧倒的なスペックを持っている。

だが、この中でサーフゴーただ一人だけが異彩を放っている
というのも、こいつはCこそ高いが耐久も素早さも中途半端。そのため、実は単純な打ち合い性能は実はそこまで高くない。
その打ち合い性能を補うために眼鏡やスカーフを持たせることが多いが、一致技が威力の低いシャドボ・Cダウンというデメリットのあるゴルラ、という構成であるため拘ることにリスクがつきまとう。

以上のことから、、サーフゴーは相手に隙を見せやすいポケモンである。
起点回避できる技といえば、せいぜい電磁波程度。黄金の体の対搦め手性能が評価されているからTOP7入りしているだけで、実は隙自体は意外と多いのである。

 

そこで思いついた戦術が、をサフゴに倒してもらい、裏の積みの起点にする」をいうもの。
特に、電気テラスはサフゴを起点にする性能が抜きん出ている。

  • エルフーンが拘りシャドボで倒された場合
    →テラスせず剣舞
  • エルフーンが拘りゴルラで倒された場合
    電気テラス剣舞
  • 耐久系のサフゴだった場合
    電気テラスで電磁波透かして剣舞

電気テラス瞑想も、拘りシャドボは少しきついが同様にサフゴを起点にできる。

なお、エルフーン対面で悪巧みされるパターンだけヤバいので、そこは一度を挟んでケアするようにした。

 

以上の考察より、エルフーンはサフゴを場に出させるだけで起点作りの仕事をしているので、むしろサフゴ入りにはエルフーンを積極的に選出していい、という結論に至った。

じゃあ、相手がサフゴを出してない場合はどうなるの?というと、その時はテラスを切ったエルフーンがパオジアン等の物理アタッカーをハメ殺す。そのためのカムラエルフーン
場合によっては炎オーガポンすらハメ殺すヤバい性能をしている。

 

このように、

  • 相手がサフゴを出すエルフーンを倒してもらって積み展開に持っていく
  • 相手がサフゴを出さない→カムラエルフーン始動の対面的な動き

の2つの動きをスイッチすることが、本構築のコンセプトとなる。

 

ちなみに、筆者が勝てるときは大体構築にいくつかの地雷を仕込んでいることがほとんどである。
今回も、同様にいくつかの地雷を仕込むことを意識してきた。

  • 物理ならパオジアンすらハメ殺すカムラエルフーン
  • の並びによる毒菱偽装
  • 毒菱偽装の、先発の印象が多いにより、初手に水、地面、ドラゴンタイプ、パオジアンといった、エルフーンが対面有利を取れるポケモンを誘導する
  • のハメを嫌って出てきた相手のサーフゴーに対するサフゴ包囲網(Wellspring Mask) なんと、エルフーン以外全員サフゴに有利。
  • さらに、電気テラスという相手からは考慮の難しい積みエース。

その他詳しいことは、以下単体紹介で説明する。

 

単体紹介

エルフーン@カムラの実

Normal Sprite

性格:図太い
特性:悪戯心
テラスタイプ:フェアリー
努力値:H236 B180 C76 D4 S12
実数値:165-*-140-107-96-138
技:ムンフォ 我武者羅 身代わり コットンガード
調整:
H: 4n+1
HB: 意地パオジアンの氷柱をフェアリーテラス+B3↑状態で身代わりが最高乱数切り耐え
C: 余り(我武者羅後のムンフォ押し込み意識)
HD: 眼鏡ツツミのれいびをフェアリーテラス時に最高乱数切り耐え
S: 準速サフゴ+2、S↑時に最速ツツミ抜き

 

藍の円盤で復活した筆者の精神安定剤枠。なお、嫁ポケモンではない(筆者の嫁はリーリエただ一人なので)

こいつの役割は主に二つ。

  1. 相手の水ラオスの一貫を切る
  2. サフゴを場に誘き出し、倒されることで後続の起点を作る

特に、2. は大切。なんならサフゴに殺されることが一番の仕事まである() 存在すること自体が起点作り。最強の囮

このように、これらの役割はエルフーンが存在しているだけで成立するため、型の自由度が比較的高い。
色々試した末に、最も対面性能の高かったHBカムラエルフーンを採用することに。

 

カムラエルフーンを採用することにより、物理相手ならば以下の動きで1.9匹持っていくことが可能である。

 コットンガードで敵の物理攻撃を無理やり耐える
身代わり×n回(カムラ発動 S↑) 敵の攻撃(身代わり耐える)
→上から我武者羅 敵の攻撃(身代わり壊れる)
ムンフォで撃破
→相手2匹目にも上から我武者羅

ロマンっぽく見えるが、フェアリーテラスとコットンのB3↑を合わせれば意地パオジアンの氷柱を身代わりが耐える。つまり餌。
パオジアンどころか、場合によっては炎オーガポンすら対面突破する化け物。それがカムラエルフーンです。

実際、使ってみて最強だった。物理相手ならとにかく強く、こいつで詰ませて勝った試合も多い。
なお、それ以上にサフゴに殺された試合は多い。

選出率はちゃんとカウントしたわけではないが、多分1位。他のポケモンの優先度の方が高い等、よほどのことがない限り刺さりが悪くても出した。
というか、エルフがいようと普通に先発に水ラオスがくるので、むしろ選出した方が安定する始末() 舐められすぎでしょ.......。

この型の詳細は以下にまとめてあるので、興味のある方はぜひ。

elfugenger.hatenablog.com

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

Normal Sprite

性格:臆病
特性:古代活性
テラスタイプ:電気
努力値:H52 B188 C124 D12 S132
実数値:137-*-99-171-157-189
技:ムンフォ シャドボ 瞑想 痛み分け
調整:
HB: A+1カイリュー地震を最高乱数切り耐え
C: 余り
HD: D+1時にフェアリーテラスカミのムンフォをほぼ2耐え
S: 最速トドロクツキ抜き

 

相方枠。いつもはゲンガーだが、今作は同じゴーストのカミにすることにした。ゲンガーは流石に今の環境厳しすぎた。

役割は全抜きエース①
エルフーンの苦手な特殊アタッカーを起点に全抜きできるように、型は瞑想痛み分け型。
テラスだけ少し珍しく、電気テラスを採用している。

これは、サーフゴーを起点にするため。
カミサフゴ対面で飛んでくる、ゴルラシャドボ電磁波の全てに対して「電気テラス瞑想」が正解となるため。

調整は、いつも特殊ばかりを相手するわけではないのでかなりBに厚めにした。
これにより、瞑想を複数回積んで特殊ポケモンを突破する→後ろから出てきた物理ポケモンに対して痛み分けをして無理やり攻撃を耐える、という動きが可能となった。

素早さは最速ツキ抜きで、個人的には結構速くしたつもりだったが、ミラーで上を取れるかは五分五分だった。しかし、電気テラス瞑想をすれば結構起点にできることが多かった。

選出率は4位くらい。パオジアンでの全抜きが難しそうな時や、アシレポリ2といった起点にできる特殊ポケモンが多い時に選出した。 

 

テツノドクガ@パワフルハーブ

Normal Sprite

性格:臆病
特性:クォークチャージ
テラスタイプ:
努力値:H108 B124 C68 D4 S204
実数値:169-*-96-169-131-171
技:炎の舞 ヘドウェ エナボ メテオビーム
調整:
HB: カイリューのノーマルテラス鉢巻神速を最高乱数切り耐え
C: 余り
HD: 特化ハバカミの眼鏡ジェムを確定耐え
S: 最速ガブ+2 (最速ガブ抜きオーガポン意識)

 

対サフゴ用クッション。過労死枠()

悪巧みをしてくるサフゴを咎められればこの枠はなんでもよかったのだが、以下の点が強かったのでドクガ採用。

  • サフゴハバカミに後投げできる
  • 高い素早さと一致ヘドウェオーガポンに強い
  • 高い素早さと草テラス+エナボで、炎枠でありながらラオスに弱くない
  • メテビで後投げカイリューに負荷をかけられる
  • メテビと炎の舞で低火力の耐久ポケモンをゴリ押しできる
  • 毒菱回収できる
  • 見た目が毒菱始動役に見える

基本はエルフーンの後ろに置き、サフゴやカミといったエルフーンの苦手なポケモンに対して投げる。
有利対面取れたらとりあえずメテオビーム。裏のポケモンかテラス切ったサーフゴーにいいダメージが入ります() メテオビーム打つところが私の大好きなウツロたそに似ててすこ♡

2サイクル目のサフゴに対しては、こいつを後投げせずエルフーンに死んでもらうことを意識した(←虐待かな?)
そのままパオジアンかカミでサフゴを起点にして全抜き狙うのが勝ちルート。

クッションと言いつつも対面的にも動かしたいので、調整は限界までCとSを削って耐久に割いている。対オガポを考えると最速にしたさはあったが、それでも50%なのを考えると安定しないので諦めることにした。

選出率は多分2位エルフーン出す時は裏にドクガ置いておくことが多い。エルフーンの尻を拭うのが上手

 

パオジアン@命の珠

Normal Sprite

性格:意地
特性:災いの剣
テラスタイプ:電気
努力値:H140 A236 B12 D4 S116
実数値:173-187-102-*-86-170
技:氷柱落とし テラバースト 剣舞 不意打ち
調整:
A: 11n
HB: ディンルーの地震をほぼ2耐え
D: 端数
S: 最速ガブ抜き

 

全抜きエース② 圧倒的破壊神 むしろ、こっちの方がメインエース。

サフゴを起点にする動きをする際に一番の適役は誰か考えたところ、こいつに白羽の矢がたった。

前述の通り、電気テラスパオはサフゴを起点にする能力がずば抜けている。

  • エルフーンが拘りシャドボで倒された場合
    →テラスせず剣舞
  • エルフーンが拘りゴルラで倒された場合
    電気テラス剣舞
  • 耐久系のサフゴだった場合
    電気テラスで電磁波透かして剣舞

さらに、こいつの偉いところは一度剣舞できれば取り巻きのカイリューやディンルーもそのまま破壊できること。
剣舞パオジアンはどのタイミングで積むのかが難しく今まで敬遠していたが、エルフーンがサフゴという格好の起点を呼ぶことができるので、無事和解することができた。

持ち物は火力重視で珠。一度剣舞を積めれば先制技の不意打ちで全抜きできるレベルの火力が気持ち良すぎる。ちなみに、A+2珠不意打ちで無振りイーユイが約9割の乱数で飛びます()

調整はラムの実を持ってた時の名残で適当。10n-1調整した方がいいし、多分もっと早い方がいい。だが、ミリ耐えした試合があまりに多すぎたため調整を変えられなかった。

選出率は大体3位。大エース様なので、基本こちらを選出する。
だが、スカーフラオスや甘えるカミといった不意でスイープできないポケモンは厳しい。その場合はできればカミの方を出したい。
スカーフラオスに縛られにくくなるお盆型にするのも候補だと思う。

 

オーガポン@井戸の面

Normal Sprite

 

性格:陽気
特性:貯水→面影やどし
テラスタイプ:
努力値:H140 A164 B4 D4 S196
実数値:173-161-105-*-117-170
技:蔦棍棒 ウッドホーン 身代わり 剣舞
調整:
A: 余り
B: 端数
HD: 臆病カミのシャドボほぼ2耐え
S: 最速ガブ抜き


おにさま。かわいい。「よくも...... 今! ここで!! 鬼さまさ!! 出せたよな!?」

基本選出だと、エルフーンが削られた後にラオスに適当に水流連打打たれてるだけで終わるのが嫌だったので、水の一貫切りとして採用。
苦手意識のある塩入りや受け構築へのメタとして、身代わり剣舞型にした。
サフゴに対しても、テラス身代わり→剣舞で比較的安全に起点にすることが可能。

塩の裏にいるアンコールカイリューが面倒だが、一度剣舞できればテラス蔦コンで無理やりゴリ押しできた。

調整は元々炎ポンだったのを流用したので少し歪。Hを削って最速までSを上げてもいい気がする。しかし、こちらもミリ耐えが多発したため戻すに戻せなかった。

選出率は6位。だが、こいつのおかげで塩入りと受け構築にはほぼ負けなかった。
地味に暁ガチグマの選出抑制に貢献してるのも偉い。

 

イダイナキバ@気合の襷

Normal Sprite

性格:意地
特性:古代活性
テラスタイプ:格闘
努力値:H4 A252 S252
実数値:191-201-151-*-73-139
技:ぶちかまし インファイト アイススピナー 高速スピン
調整:ASぶっぱ

 

最後に入ってきた枠。

この枠に求める役割として以下があった。

  • 初手エルフーンを出す上で嫌な暁ガチグマを牽制したい
  • 初手電磁波カイリューがうざい
  • ステロ展開に強く出たい

そこで、これらを満たす襷イダイナキバを採用した。
イダイナキバは相手視点めちゃくちゃ圧力があるのか、副産物として初手に水ラオスやパオジアンを誘いやすくなり初手エルフーン置きがかなり安定するようになった。

技はディンカイサフゴを一匹でメタれる3Wに、ステロ解除の高速スピン。これで、ステロ抜群のパオジアンが動きやすくなる。
テラスは適当に格闘だが、切らなかったのでなんでもいいと思う()

実際の使用感としては、相手が交代や蜻蛉を駆使してなんとか有利対面を作ろうとしてくるので、とにかく目の前を見ずに技を打つのが大事なポケモンだと痛感した。サフゴにインファとか普通に打たされる羽目になった()

選出率は5位。扱いが難しいのでなるべく選出しないように心がけていたが、それでも結構選出させられた。
キラフロル入りなどのエルフーンで対処できないステロ展開や、襷ストッパーが必要な構築(トリル展開)などに対して選出することが多かった。
ちなみに、ガチグマは本当に出てこなくなった。キバ入れてからは多分1~2回しか出てきてないと思う。

 

選出

選出パターンは大体以下の通り。

基本的な動かし方は、前述の通りエルフーンをサフゴに殺してもらって or で積んで全抜き。
物理ばかりの相手なら、でハメ殺しに行く。

 

  •  +  or
    基本選出
    エルフーンは役割が少なくても、ラオスなどの対処できるポケモンが1匹でもいたら基本出す。大体初手水ラオスなので()
    エルフーン初手置きしなかったパターンの方が大体後悔します()
    ちなみに、水ラオスのクッションにエルフーン置くパターンは蜻蛉で回されるだけなのでオススメしない。

  •  +  or 
    対面重視の選出
    トリルや天候パのような前のめりな構築に対しては、ストッパーとしてを出すことが多い。

  •  + or + or
    の通りがめちゃくちゃいい時
    相手が特殊ばかり等、エルフーンの通りが悪い場合は選出。

  • Wellspring Mask
    対受け構築
    初手のドヒドを電気テラスで破壊した後、毒菱をで回収してWellspring Maskで詰める。

  • Wellspring Mask+@1
    対塩入り
    塩を起点にパオか水ポンで全抜きを狙う。ここはまだ安定した選出を組めていないので課題。初手塩が多いので、エルフーンで起点にしても良さそう。

 

苦手な相手

エルフーンのコットンの上から神速が入ってしまうのでゴリ押される。
カミがいればなんとかなるが、パオを出していた場合はそのまま全員貫かれかねない。
型としては減少中だと思っていたが、なんか妙に当たった() 型読みも不可能に近いのでキツイです。

 

  • テツノツツミ

見ての通りブッ刺さっている。眼鏡ツツミならエルフーンのフェアリーテラスムンフォ×2でワンチャンあるが、大体クイタンされるので意味がない。
当たった時は鬼の読みでフリドラ読みドクガバックや、草テラス読み氷技読みドクガツッパとかを無理やり通した()

 

普通のラオスエルフーンか電気パオで見れているが、スカーフは電気パオで勝てないのでキツイ。エルフーンの体力管理をするか、パオではなくカミを投げるかしておきたいところ。
エルフーンと水ポンで水流連打の一貫切っているので来ないで欲しいというのが正直な感想()
パオをお盆型に変えれば緩和できるかも。

 

見ての通り、ドクガ以外に一貫しまくっている。厳しくはあるが、エルフーンハッサム対面なぜか全員バレットパンチなので、ドクガバックで切り返せることが多いのでなんとかなっている。蜻蛉で回されたらおしまい()
あと、ハッサムを後ろに残された場合に電気テラスカミでは突破が難しいので、エースは剣舞テラバでゴリ押せるパオジアンをなるべく投げたい。

 

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。

エルフーンが解禁された最初のシーズンで目標のレート1800、何よりエルフーンの選出率1位でここまで来れたこと、大変嬉しく思います。
目標の達成できたのは、今作の環境に適応したエルフーンの新たな型・戦術を開拓できたからだと思います。私のエルフーンに関する考察については、以下にありますので、興味がありましたら参考にしてください。

elfugenger.hatenablog.com

記事について、疑問、質問、誤字等ありましたら気軽にコメントやX(@elfugenger_poke)までご連絡ください。

それでは今回はこの辺で、失礼します。

 

 

 

*1:自分は体質の関係で長時間のランクマができないので、無理のない範囲で実現可能な目標としてレート1800を設定しています。低いランクではありますが、面白い構築を使っている自負はあるので見ていただけると嬉しいです。

*2:7世代ではゲンガーの代わりにムウマとかムウマージ入れたりしていたので別に許されるでしょ()

*3:エルフーン入りで水ラオスが重い?一瞬意味がわからなくなるがガチである。
というのも、エルフーン入りは取り巻きに炎やら悪やらが入ることが多い。
すると、知らないうちにエルフーン以外に水ラオスがブッ刺さっている、という現象に陥ってしまうのである。
ラオスに強いポケモンエルフーンと役割や弱点が被りがちなのもあり、実はエルフーンでしか水ラオス見れない、なんてことがザラなのだ... 。
ということで、エルフーン以外でも最低限ラオスを見れるように水ポンを採用しています。