こんにちは、ひやしうめです。
今回紹介するのは、スカーフ我武者羅エルフーンです。
スカーフは普通の型だと思っていたので記事にする気は無かったのですが、よく考えたら変態型だったことに気がついたので、かる〜く紹介することにしました。
いつもより変態型じゃないので、かなり手を抜いて書いてますがご了承ください><
それでは、紹介に入ります。
スマブラに参戦したいあまりにゲッコウガの真似をするエルフーン
エルフーン@拘りスカーフ
性格:控えめ
特性:すり抜け
努力値:H108 C252 S148
実数値:149-*-105-141-95-155
技:ムンフォ エナボ 蜻蛉 我武者羅
調整:
C H4振りレボルトを高乱数2
HB ガッサの岩石を約9割で2耐え
S 準速スカーフガブ抜き
普通のスカーフエルフーン*1です。調整もよくあるやつ(?*2 )です。
普通と違うのは変化技を切って我武者羅を採用しているところです。そのため我武者羅採用の理由について重点的に掘り下げて説明していきたいと思います。
考察経緯
それはとある対戦中の出来事であった...
襷我武者羅エルフーン使用時の私「なんかミトムにムンフォ打ったらスカトリされたんやが() 全く痛くなくて草」
→「起点になるのも嫌だしとりあえず引くか」
→「相手サンダーいるのかあ。こっちファイヤーとステロメガガブだから崩しにくいなあ」
→「あれ、めざ氷にエルフーン合わせて我武者羅すればよくね?」
→「この型普通に強そうだな...」
→完成!
といった感じに対戦中にアイデアが生まれました。スカーフエルフーンは崩し要素としてすり替えがよく採用されるが、環境の刺さりの悪さを考えると我武者羅の方が有用なのではと思い考察してみた。
特性
補助技ないし葉緑素もいらないのですり抜け。どうしても身代わり割りたいなら葉緑素でもいいと思う。
調整
アタッカーなので控えめCぶっぱ。準速スカガブくらいまで抜いておけば色々抜けるのでSは155ライン。残りをHに振るとガッサの岩石を9割程度で2耐えするのでこれで完成。
よって
性格:控えめ
努力値:H108 C252 S148
実数値:149-*-105-141-95-155
となった。
また、今回は別調整としてレヒレを意識したものも考えた。
Sラインは上と同じにしつつ、D耐久をC特化レヒレのハイポン+ムンフォ耐えまで上げた。副次的なものとして、Bに端数が振られたためガッサの乱数が良くなった。
Cは下がったが、レヒレはエナボで確2を取れる。しかし、レボルトをムンフォ二発で落とせなくなったので注意。
よって
性格:臆病
努力値:H108 B4 C252 D108 S36
実数値:149-*-106-129-109-155
[追記]
投稿後に、雨下ラグや1舞準速マンダ、スカーフラティ等のストッパーとして運用できるようにSラインを上げるのはどうかという案を頂きました。
確かに耐久ラインや火力等は下がります*3がアリだと思ったので、任意でSの調整をしても良いと思います。その場合は、準速雨ラグ抜きのS165か、準速マンダ抜きのS173、最速スカーフラティ抜きのS179あたりにすることを推奨する。ただし、控えめではこのラインを達成するのは難しいので臆病にする必要がある。*4
(ただ、雨パを意識するなら一緒にいるナットまで見れるすり替えの方が良くない?感があるので、どちらかというとすり替えエルフーン用の調整ラインかもしれない)
[追記終わり]
持ち物
拘りスカーフで確定。
すり替えこそしないが、それでも持たせる意義があるほどスカーフは強力なアイテムである。
スカーフのメリットは以下の通り
- 高速ポケモンとのタイマン性能の向上(ゲッコウガやコケコ、フェローチェなどを上から縛れるようになる)
- 抜き性能の向上(相手をエルフーン圏内まで削って、エルフーンで抜いていくといったプレイングが取れるようになる)
- 苦手なポケモンの上から蜻蛉で逃げられるようになる → サイクル性能の向上
- 我武者羅をほぼ確実に上から当てられる
技
いつものメインウェポン。最高打点。多くの高速アタッカーをこの技で縛れるようになる。通りがいいので、抜いていくときはこの技圏内に削っていくことを意識するといい。
草打点。純粋に火力が欲しいのでエナボでほぼ安定。水タイプやカバへの削りとして打つ。この技で拘ると起点になりやすいので、打つときは慎重に。
- 蜻蛉帰り
苦手なポケモンから逃げる技。スカーフエルフーンはこの技を採用することでサイクルが非常にしやすくなる。特にミミッキュの皮を剥ぎながら裏のクッションに回せるのは強力。
- 我武者羅
今回のキモ。わざわざ起点づくりができるすり替えを切ってまで採用した崩し技。すり替えとの比較は後述。
使い方は、
相手の耐久ポケモン等にめざパなど威力の低い弱点技を打たれるタイミング等で繰り出す→我武者羅で耐久ポケモンを大きく削る
といった感じ。
耐久ポケモンは氷技等エルフーンの弱点をつける技を持っていることが多いので都合がいい。エルフーンを落とせるなら相手は落としたいはずなので、無駄に起点になることも少ない。たとえ交代されたとしても大きな負担を与えることができる。従って、スカーフでも持たせる価値があると判断した。
我武者羅とすり替えの比較
我武者羅の採用理由は、相手の攻撃技に合わせて繰り出した後に大きな削りを入れて耐久ポケモンを崩すためである。
この役割ならすり替えでもできるが、なぜすり替えを採用しないのかについて比較しながら説明する。
すり替えは耐久ポケモンに合わせて打つことで機能停止させることがメインの技だが、現環境では通りが悪く使いにくい。
というのも、エルフーンにはメガ枠やZ持ちのようなアタッカー向きのポケモンが繰り出されやすい*5からである。具体的には、
- 耐久ポケモン(など)にすり替えするために繰り出す
- すり替えのタイミングで裏にいるメガやZ持ちなど(など)にバックされる
- 無償降臨されて不利対面
のようになり、非常に使いづらい。
一方、我武者羅だとどうなのかというと、相手からダメージをもらう必要こそあるものの、「ある程度の崩し能力」と「裏への負担」を両立することが可能。
具体的には、
- 耐久ポケモン(など)の攻撃技に繰り出してあえてダメージを受ける。
- 相手がエルフーンを落とそうと突っ張ってきた場合は、我武者羅がそのまま入って裏の圏内まで削ることができる。
- すり替え等警戒で裏にいるメガやZ持ちなど(など)にバックした場合でも、ゴーストタイプ以外には我武者羅が入り大きな負担を与えられるため、裏の先制技等の圏内に押し込むことが可能
という風になり、相手のどちらの行動にも我武者羅が通る。この一貫した削りとなることがすり替えと比較した際の我武者羅の最大のメリットである。もちろん、すり替えの方が刺さりの良い相手がいたり、ダメージを食らう必要があったりと、一概に上位互換とは言えないが、我武者羅の方が動きやすいことがわかる。 ただ、拘り我武者羅な関係上、拘っていることがバレると隙だらけなので、うまくケアできるような選出、立ち回りを心がける必要はある。
ダメージ計算
ポケモンの横についている数字は実数値です。
控えめの方の調整で計算は行なっています。
与ダメ(H - D)
・コケコ(145-96) 79~94(54.4~64.8%) 確定2
・レボルト(155-100) 76~90(49.0~58.0%) 乱数2(95.3%)
・マンダ(170-111) 138~164(81.1~96.4%) 確定2
・メガギャラ(171-150) 102~122(59.6~71.3%) 確定2
・ゲッコウガ(147-92) 168~198(114.2~134.6%) 確定1
・レヒレ(177-150) 98~116(55.3~65.5%) 確定2
・カバ(212-110) 132~156(62.2~73.5%) 確定2(混乱実非発動)
・ミトム(157-128) 114~134(72.6~85.3%) 確定2
・マンムー(185-81) 176~210(95.1~113.5%) 乱数1(75%)
被ダメ(A or C)
・ガッサ(A200)の岩石 65~77(43.6~51.6%) 乱数2(9.7%)
・ランド(A216)の地震 58~69(38.9~46.3%) 確定3
・メガラグ(A222)のれんち 120~142(80.5~95.3) 確定2
・レヒレ(C161)のムンフォ 91~108(61.0~72.4%) 確定2
・レヒレ(C161)のれいび 116~138(77.8~92.6%) 確定2
・レボルト(C216)のめざ氷 104~124(69.7~83.2%) 確定2
・コケコ(C147)のめざ氷 70~84(46.9~56.3%) 乱数2(77.3%)
・ポリ2(C126)のれいび 90~108(60.4~72.4%) 確定2
・ゲッコウガ(C123)の変幻れいび 134~158(89.9~106.6%) 乱数1(37.5%)
運用方法
こいつの主な仕事は、以下の三つ
- 先発の高速アタッカーの処理
- 耐久ポケモンを後投げからの我武者羅で後続圏内まで削る
- 削れた相手のスイープ
場合によっては蜻蛉でサイクルを回したり、相手の積みアタッカーのストッパーとして使ったり柔軟に対応していく。
気をつけて欲しいのは上記の役割を全てこなすスペックはないということ。そのため、どの役割で使うかを選出時点でしっかり決めて使う必要がある。
使用感
使ったのが結構前(S10~11くらいだったかな?)だったので、どんなパーティだったか覚えてない(ごめんなさい><)
ただ、スカーフによって普通のエルフーンよりは縛られる範囲が減っていたことや、柔軟にいろんなことができたのは覚えている。そこまでたくさん選出したわけではないが、パーティの穴埋め役としては入れやすいタイプなので、興味があったら使ってみてください。
あとがき
ここまでお読みいただきありがとうございました。スカーフ我武者羅エルフーンいかがだったでしょうか。今回は今までに比べると割とメジャー(?)な型だったので、雑な考察で済ませたことをここでお詫びさせていただきます。ですが、何か参考になることがあれば幸いです。
何か質問やコメント等ありましたら、コメントやtwitter(@elfugenger_poke)までお願いします。
それでは今回はこの辺で失礼します。
レートが1600で停滞してマジでポケモンわからんマンになったので、しばらくレート辞めます。
難易度高すぎでしょこのゲーム。すぐアホみたいな運負けで発狂したくなるし