冷やした梅はただの梅

変態エルフニスト全一を目指して

【SVシーズン16 シングル】火炎瓶エルフーンが使いたかった【最高レート1833】

初めての方は初めまして、そうでない方はいつもありがとうございます。ひやしうめです。
普段は、変なエルフーンの型開発(変態型エルフーン考察)をしているものです。

今回も自分の中の目標レート1800*1を達成したので、構築記事を書きました。

ちょっと変わったエルフーンを使っていたので、興味がありましたら読んでいただけると幸いです。

 

↑今回はお茶会のリーリエちゃん。ポケマスのリーリエ、とうとう2年以上新規衣装が実装されてないのでそろそろ新しいのが欲しい...

 

 

 

↑証拠(3/24時点)。これより後は1回負けてその後忙しくて放置です()
最終は1813(シーズン終了後に追記します)

追記:最終は2927位でしたね。

 

 

↑忙しい人用の構築簡易まとめ

 

 

 以下常体

 

構築経緯

とりあえず使いたいのでは確定。

相方枠のも確定。型は使い勝手の良かった控えめ襷型。

エルフーン入りで必須の炎枠として、使ってみたかったHearthflame Maskを採用。

 エルフーンの誘うサーフゴーを起点にできる積みアタッカーとしてを採用。

トドロクツキでは戯れつくのある炎ポンがきつかったので、そこに強くついでに初手の選出誘導力の高い採用。型はクッション的な運用になりそうだったのでチョッキ型。

 第2の積みアタッカーとして、前期話題になっていた雫を採用。

 にはツキと水ラオスの積みの起点を作成する役割を持たせたかったので、裏で考察していた火炎玉投げつける型を採用。

以上より、Hearthflame Maskとなった。

見た目が好きなポケモンであるHearthflame Mask、筆者の嫁ポケモンであるウツロイド*2と同じタイプのを使うことができたので、見た目は結構好き。
ただ、結論から言うとエルフーンの選出率が控えめになってしまい、そこはあまり気に入っていない。

 

その他詳しいことは、以下単体紹介で説明する。
(今回は割と成り行きで目標まで行けてしまったので解説は軽め)

 

単体紹介

エルフーン@火炎玉

Normal Sprite

性格:臆病
特性:悪戯心
テラスタイプ:
努力値:H188 B20 C4 D188 S108
実数値:159-*-108-98-119-165
技:ムンフォ 投げつける 光の壁 アンコール
調整:
H: 16n-1
B: 余り
C: 端数
HD: 控えめ眼鏡カミのムンフォを壁込み95.2%で2耐え
S: 最速ラオス抜き

 

精神安定剤枠。
火炎玉投げつける型、通称"火炎瓶エルフーン"*3

基本的に2番手で投げ、火炎玉投げつけると光の壁で後続の起点を作る。

投げつけるはすり替えと違い、悪戯心でもパオジアンやディンルーといった悪タイプを火傷させることができる。そのため、悪戯アンコールとの共存が可能。
対物理は火炎玉投げつけるで遂行できるので、仕事先を増やすために対特殊にも光の壁で起点を作れるようにした。

残りの技は、ラオスへの遂行技であるムンフォと、積み対策のアンコール。
テラスは、パオ対面で火炎玉投げるために切れる水テラス。テラス後も水流連打耐性を維持できるのが偉い。

またこの型の地味な強みとして、欠伸ガチグマへの耐性が妙に高い点が挙げられる。

  • ブラッドムーン  → 壁で半減
  • 大地・真空波   → 元々半減
  • 欠伸       → 火炎玉で自ら炎上することで無効
  • 相手の残飯    → 火傷で実質無効
  • 月の光等の変化技 → アンコール

このため、欠伸ガチグマ入りっぽい並びにも投げていけるのは偉かった。

なお、本構築では選出率は低め。
というのも、積みエースの雫ラオスが起点作りをあまり必要としておらず、相手にテラスを切らせるためにカミや炎ポンの選出を優先することになったため。
それでも、この型自体は結構やれる寄りなので選択自体は間違ってなかったはず。

 

この型はその内本編の「変態型エルフーン考察」シリーズでも出します。是非見てね

↓変態型エルフーン考察シリーズはこちら

elfugenger.hatenablog.com

 

追記:今更ですが単体考察書きました

elfugenger.hatenablog.com

 

 

ハバタクカミ@気合いの襷

Normal Sprite

性格:控えめ
特性:古代活性
テラスタイプ:ゴースト
努力値:H4 C252 S252
実数値:131-*-75-205-155-187
技:ムンフォ シャドボ マジフレ 挑発
調整:
C: 特化(H振り炎ポンをシャドボ+テラスシャドボで最低乱数×2以外落とせる)
S: 準速

 

エルフーンの相方枠。可愛い。

Sブースト瞑想カミが余り刺さらないなと思って他の型を試していたところ、かもねぎなべさんのC特化襷カミが非常に手に馴染んだのでそのまま続投した。

blog.livedoor.jp

(無断リンクですので、問題ありましたら削除します)

 

この型の強みとして、相手の炎枠後投げに強い点が挙げられる。
Cに特化することでシャドボ+テラスシャドボで炎ポンレベルの耐久のポケモンを落とせるようになり、非常に動かしやすかった。

技は原案通りのムンフォ/シャドボ/挑発/痛み分けで使用していたが、

  • 初手ガチグマのノーマルテラスブラッドムーン+真空波で落とされる動きが面倒
  • イバンブリジュラスに勝てない

という点が気になったので、痛み分け→マジフレに変更。ガチグマ/ブリジュラスに対してマジフレから入る事で問題なく対応できるようになった。
ついでに、構築で面倒なハッサムへの打点を持てたのも偉い。

この型はめちゃくちゃ強かったので、選出もいっぱいした。
先発ガチグマかブリジュラスっぽい時は大体こいつ初手投げ。

 

キラフロル@突撃チョッキ

Normal Sprite

性格:控えめ
特性:毒化粧
テラスタイプ:
努力値:H228 B4 C236 D36 S4
実数値:187-*-111-198-106-107
技:パワージェム エナボ 大地の力 キラースピン
調整:
B: 端数
C: 11n
HD: 臆病カミの眼鏡シャドボを98.9%の超高乱数2耐え
S: 無振り同族抜き

 

よくあるチョッキフロル。筆者の嫁ポケのウツロイドと同じタイプなのでちょっと思い入れがある。

役割としては対炎ポン、炎ポンを出さない時の対ハバカミ枠。また、チョッキ込みで特殊耐久がかなり高いので、テラスを切ってライコやアシレなんかも無理やり相手にさせることもあった。

エルフーンやカミとは鋼弱点が一貫してしまうものの、その独自の耐性により炎ポンに強いのがかなり偉い。
特に、今回はこちらの炎枠が炎耐性を持っていないことから、炎対策枠としてこいつが手放せなかった。

また、初手の起点作りの印象が強いので初手の選出誘導能力がかなり強い。
高確率で初手に特殊ポケモンや地面タイプなどがくるので、そこを炎ポンやカミで初手有利を取る動きが強かった。

毒化粧は積極的には使わないものの、発動したらそれはそれで便利でいい。キラースピンと合わせることで受け系の構築にも強く出やすいのが偉かった。

 

オーガポン@かまどの面

Normal Sprite

性格:意地
特性:型破り→面影やどし
テラスタイプ:
努力値:H252 A4 B84 D4 S164
実数値:187-155-115-*-117-151
技:蔦棍棒 ウッドホーン 戯れつく 剣舞
調整:
H: ぶっぱ
A: +2じゃれでH振りライコが87.5%の高乱数1
HB: 余り(特化カイリューのテラス神速を94.6%で2耐えする程度)
HD: 控えめ眼鏡カミのジェムを最高乱数切り耐え
S: 最速ブリジュラス抜き

 

構築で重い耐鋼用の炎枠。特に、エルフーン軸ではサフゴ対策に炎枠が必須。
その中でも、今回は見た目が可愛くてパワーが高い炎ポンをチョイス。

炎ポンのいいところは、

  • テラス込みで対面性能が高い
  • 炎枠でありながら水ラオスに弱くない
  • 優秀な補助技が多い

一方で、以下のような欠点もある。

  • 耐久面の数値がギリギリで、少し削られるだけで厳しくなる
  • 炎耐性がない

今回は、殴り合いながら崩しもできる剣舞型で採用。
カイリューやライコの後投げが面倒だったので、負荷をかけられるじゃれつくも採用した。

使った感じは火力の高さと技範囲の広さで使いやすく、よく初手に投げて活躍してくれた。
テラス時の火力が特性もあって強力なので、テラスを使える時は裏のエースに温存せずに積極的に切っていた。
なお、なんか毎回カイリューに後投げされて電磁波を入れられていて可哀想だった...、いつも過労死寸前にさせててごめん()

 

非常に強いポケモンだったが、問題点が一つある。
それは、こいつが強すぎてエルフーンの枠を食っていることである。

元々、エルフーンは炎枠の苦手な水ラオスに対して投げる事で食っているポケモンだったが、炎ポンはあろうことか対面で水ラオスに勝ててしまう
そのため、

エルフーン 炎ポン エース枠

と投げるよりも、

炎ポン フロル エース枠

カミ 炎ポン エース枠

とかみたいな選出の方が強いのである。
これが今回の構築の反省点。
これからは、エルフーン軸には炎ポンを入れないようにしよう...(戒め*4

 

 

トドロクツキ@ブーストエナジー

Normal Sprite

性格:意地
特性:古代活性
テラスタイプ:飛行
努力値:H4 A252 B52 D4 S196
実数値:181-210-98-*-122-164
技:叩き落とす アクロバット 竜舞 身代わり
調整:
H: 端数
A: 特化
B: 余り
D: 端数
S: 最速ラオス抜き

 

まさかのA特化ツキ。

エルフーン軸のエース枠として、サフゴを起点にできることから採用。
ついでに炎ポンに耐性があるのが偉いところ。
なお、当初はメインのエース予定だったが、後述の雫ラオスが強すぎたので途中からサブエースになった。

サフゴを起点にできるポケモンとして電気テラス剣舞パオがいるが、あちらと違ってテラスを必ずしも必要としないのがトドロクツキの特徴。
おかげで、他のポケモンにもテラスを切りやすくなる。エルフーンにテラスを切りたい時は、エース枠をツキにしたい。

なお、舞わずに勝つケースが比較的あったのでAを特化させてみた。
ブーストがあれば無理に積まなくても火力が出るので、かなり使いやすくなった。
調整は以下を参考にしている。

gara4poke.hatenablog.com

(無断リンクですので問題があれば削除します)

 

技はお馴染みの叩き/アクロ/竜舞と、電磁波カイリューがあまりにも多かったので身代わりを採用した。
羽より拾える試合が多かったので間違ってはないと思う。

なお、対パオがきついのと、体力管理の難しさが欠点。でも舞えたらマジ強ポケモン

 

連撃ウーラオス@神秘の雫

Normal Sprite

性格:意地
特性:不可視の拳
テラスタイプ:
努力値:H156 A196 B100 D4 S52
実数値:195-192-133-*-81-124
技:水流連打 ドレインパンチ 剣舞 アクジェ
調整:
H: カミのテラスムンフォをテラス時に最高乱数切り耐え
A: 余り
B: A187パオの電気テラバーストを87.5%の高乱数耐え
D: 端数
S: 準速ガッサ+2

 

最近流行りの雫ラオス
最初は使い方がよくわかっておらず選出していなかったが、相手にテラスを切らせる動きを意識してみたら化けた。

テラスを切らせればカイリューだろうが容赦なく破壊できる。強すぎ。

当初はエルフーンの火炎玉投げつけるから起点にする動きを目指していたが、それよりもカミや炎ポンで圧をかけて相手にテラスを切らせる方が強いことに気が付き、途中から無起点で舞っていた()

パオジアンに強いのも偉かったが、電気テラスが流行っていたことと、A+2のテラスアクジェでは落とせないことから結構シビア。
パオ入りにはなるべく2回舞う動きを心がけていた。

1800行けたのは確実にこのポケモンのおかげ。でもエルフーンをほとんど必要としていないのはいかがなものか()

 

選出

基本的には、先発枠・中継役・エースから一匹ずつ選んで戦う。

  • 先発枠:Hearthflame Mask
  • 中継役:(Hearthflame Maskも場合によっては選択に入る)
  • エース:

 

とはいえ選出は結構雰囲気()

一応、ブリジュラス/ガチグマがいたら先発、パオジアンがいたら選出、というのは意識していた。

よくした選出は以下。

ウーラ軸:Hearthflame Mask

ツキ軸 :Hearthflame Mask

エルフーン出す時:orHearthflame Mask++or

 

苦手な相手

  • 鉄壁ブリジュラス

先発のブリジュラスは先発カミでほぼ全対応なのだが、裏から来るブリジュラスがきつい。
特に、Hearthflame Maskと出しているときは、カミが倒された後だと鉄壁ブリジュラスの突破が不可能になる。
なので、なるべく特殊ポケモンを2体以上選出したいところだが、それも選出のパワーが落ちるので難しいところ...。
結構流行ってる型っぽかったので何かしらの正解を見つけたかった。

 

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。

今回はエルフーンもあまり活躍させられず、構築もカミくらいにしか地雷を仕込めませんでしたが、なんかキャラパワーでゴリ押して目標のレート1800までいけてしまいました()
とはいえ、自分で考えた変な型のエルフーンで1800までは行けることを証明できたのは嬉しく思います。今回は仕事の都合でそれより上を目指すことができませんでしたが、今後はもう少し上まで頑張ってみたいところですね。

記事について、疑問、質問、誤字等ありましたら気軽にコメントやX(@elfugenger_poke)までご連絡ください。

それでは今回はこの辺で、失礼します。

 

 

 

あと、そのうち上げる変態型エルフーンシリーズについてもよろしくお願いします><
多分、火炎瓶エルフーンは次の次くらいに上がります()

 

 

 

*1:体質の関係で長時間できないため。とはいえ、今季は体調優れない割にはそこそこできた。

*2:エルフーンじゃないの?ってツッコミ入りそうなので補足。
あくまで筆者の嫁は"リーリエ"です。なので、嫁の擬ポケ化であるウツロイドが嫁ポケモンになるのは当然ですね。
ちなみに、エルフーン精神安定剤枠。結局こいついないとポケモン楽しくないんだよなぁ...(依存)

*3:実は、最初の変態型エルフーン考察のネタが火炎瓶エルフーン

変態型エルフーン考察その1 火炎瓶エルフーン - 冷やした梅はただの梅

まさか、この型で1800行ける日が来るとは正直思ってなかった()

*4:エルフーン軸の炎枠は色々試したけど、やっぱりドクガが頭3つくらい抜けて強い気がする。
炎ポンも結構惜しいんだけど、炎耐性がないのがダメ。
その点、ドクガは対炎ポンもメテオビームで解決できるの本当に優秀すぎる。これでしかも毒菱回収できて選出誘導もできるとか天才か???