冷やした梅はただの梅

変態エルフニスト全一を目指して

変態型エルフーン考察 SV編 その6 C特化襷エルフーン

どうも、ひやしうめです。
今回紹介するのは、C特化襷エルフーンです。
いつもよりは正常寄りですね。はい、今「そうだな」って思った人は私の記事にだいぶ侵されてるので気をつけてください*1()

まあ正直、「変態型考察」として載せていいのか迷いました。
しかし、"一般的"にはエルフーンといえばフル補助なこと、そもそも使い勝手良かったことから、変態型エルフーンとして執筆することにしました。

それでは紹介へどうぞ。

 

 

サムネに載せられるために毎回貼られる綿
綿繋がりで言うけど、ユナイトのワタシラガをエルフーンに変えるスキンとか出してくれませんか???
シラガの性能めっちゃ好きなので、エルフーンの見た目でやりたいんだよなあ
*2 

 

 

エルフーン@気合の襷

性格:控えめ
特性:悪戯心
テラスタイプ:ゴースト
努力値:B4 C252 S252 
実数値:135-*-106-141-95-168
技:ムンフォ 草結び アンコール 我武者羅
調整:
 C:H振り暁ガチグマを草結びで確定
 S:最速100族抜き

 

Cを特化させ、極限まで火力を高めた襷エルフーン

主な役割は、以下の通り

  1. 先発での雑な削り役
  2. アンコールによる相手の展開の妨害

今作のエルフーンは、初手のラオスやランドに試合のテンポを握らせないために、初手投げしたいポケモンです。
その際に、できる限り多くの相手に負荷をかけやすい型を考えた結果、C特化の襷型になりました。

詳細な説明は以下から。

 

 

  

考察経緯

SV環境は、テラスの耐性変化で無理やり行動保障をつけられるので、気合の襷が思ったより余りやすい
エルフーンに襷持たせたら構築全体のパワーが上がるんじゃない???

というのが考察のきっかけ。

 

また、エルフーン入りの構築*3では、先発のラオスやランドに試合のテンポを握らせないためにエルフーンを初手で選出することが多い
その際に、先発に来やすい特殊枠(特に暁ガチグマやブリジュラス)と鉢合うと動きづらい、という欠点があった。

CS襷ならその欠点を克服し、初手投げをより安定化できる。これが襷を持つ最大の利点。

VS 暁ガチグマ、VS ブリジュラスは以下のように対等に殴り合うことができる。

  • VS 暁ガチグマ
    チョッキ以外 :H振りまでならC特化草結び確1
    チョッキの場合:ブラッドムーンを襷で耐えた後にアンコールすることで、後続の起点を作成できる*4

  • VS ブリジュラス
    頑丈アタッカー系ムンフォ×2で安定
    頑丈イバン   :ムンフォで無振りブリジュラスのイバン圏外。ムンフォ×2で安定
    チョッキ    :ムンフォ我武者羅でOK。持久力を考慮せずに後続圏内に押し込める
    ステロ系    :ステロを撒いてきたらアンコールで阻害

 

このように、C特化のセミアタッカー的な構成にすることで、環境上位の先発枠とも互角に渡り合える。

技構成については、他の技でも可。
追い風や光の壁、宿木等でも強い気がする。

なお、今作で自然の力を没収されてしまったため、後攻我武者羅→先制技のコンボは使えなくなってしまった。そこだけは残念。

 

特性

アンコールを先制で打てる悪戯心

エルフーン対面補助技で様子見してくる相手は多いので、悪戯アンコールはよく刺さる
また、追い風等の補助技を仕込む場合も悪戯心必須となる。

なお、フルアタなら身代わり貫通となるすり抜けも候補。とはいえ、補助技切ってまで入れたい攻撃技はそこまでないけど......。

 

調整/テラスタイプ

暁ガチグマを草結びで確定にできるので控えめC特化

襷なので耐久調整は考えずにCSぶっぱ。Sは準速でちょうど最速100族抜き

端数の4は連続技や先制技ケアでB4振り

 

テラスタイプは、カイリューの神速を透かしつつ我武者羅できるようになるゴーストにした。
しかし、絶妙に火力が足りない場面も結構あったので、ムンフォの火力を増強できるフェアリーステラも候補。(まあ結局こいつにテラス切る展開はほぼないのでどうでもいい)

 

以上より、

性格:控えめ
テラスタイプ:ゴースト
努力値:B4 C252 S252 
実数値:135-*-106-141-95-168

となった。

 

持ち物

気合の襷。一回耐える。

エルフーンはスケショ無効、水流連打半減と連続技に対する耐性が地味に高いため、襷との相性自体はいい。

 

今回は技構成の自由度かなり高いです。
ムンフォはほぼ確定だが、他の技は構築に合わせて変えていいと思う。

今回は自分の使った、ムンフォ/草結び/我武者羅/アンコールの構成で紹介します。

 

メインウェポン。Cに特化することで結構いい火力が出る。
地味に無振りブリジュラスに対してイバン圏内に入らないのが偉い。
なお、いい火力とはいえ絶妙に足りていないことも多い。例えば、無振りイーユイにムンフォを2耐えされるため、眼鏡型に対面から勝つことができない...()

 

  • 草結び

サブウェポン。チョッキじゃない暁ガチグマに確定を取ることができる
また、水テラスラオスやヘイラッシャなんかにもいいダメージが入る。
今回は暁ガチグマをメタりたかったので採用したが、割と諸説ではある。
打つ場面が多いわけでもないので、他の補助技に変えるのは視野。

 

  • 我武者羅

せっかく襷なので入れてみた。
先制技がない*5ので我武者羅を絡めた対面突破はできないが、襷で耐えた後の削り技として普通に強力。
例えば、チョッキブリジュラスなどにラスカを耐えてから我武者羅をぶちこめる。
強いが、打つ回数自体はそんなに多くないので、他の技に変えても良さそうとは思った。

 

  • アンコール

最強技。エルフーンの前で補助技を使った愚か者を咎める。
特に、初手のステロ役などの展開を妨害したり、相手の積みの起点回避をできるのが強い。
他にも、暁ガチグマのブラッドムーンに対してアンコールで無理矢理後続の起点にするのも強い動きだと感じた。
こちらについては使用頻度がかなり高かったので、準確定枠な気はする。
今作のエルフーンのアンコール、正直めっちゃ強いですよ(小声

 

その他候補に入りそうな技テキトーに上げときます。

  • 追い風

死に際追い風。後続を強く動かせるので無難に強力。
高火力な味方と組ませるなら優先的に持たせたい技。

  • 光の壁

死に際壁。相手の特殊アタッカーの火力を大幅に削ぐことができる。
今作はエルフーンの苦手な相手に特殊が多いので、エルフーンの光の壁はかなり強い。
積み技持ちの味方と組ませるなら優先的に持たせたい技。

  • 宿木の種

死に際宿木。相手の削りと味方の回復を同時に行うことができる。
耐久の高い敵を相手にするときに有効。
耐久を底上げする味方と組ませるなら優先的に持たせたい技。

 

ダメージ計算

ポケモンの横についている数字は実数値です。

与ダメ(H-D)

・水ウーラオス(175-81)                  
186~222(106.2~126.8%) 確定1

・ブリジュラス(165-86)                  
88~105(53.3~63.6%) 確定2(イバン圏外)

・チョッキブリジュラス(197-86)                  
58~70(29.4~35.5%) 乱数3(27.7%)

 

  • 草結び

・暁ガチグマ(220-86)                  
222~264(100.9~120.0%) 確定1

・水テラスウーラオス(175-81)                  
198~234(113.1~133.7%)  確定1

・ヘイラッシャ(257-86)                  
222~264(86.3~102.7%) 乱数1(18.7%)

 

被ダメ(A or C) 

・水ウーラオス(A200)の水流連打
 21~24(15.5~17.7%)×3    乱数2耐え

・悪ウーラオス(A200)の暗黒強打    
 60~72(44.4~53.3%)      乱数2耐え(68%)

  

運用方法  

基本は初手出しで削りを入れる。
場合によっては、アンコール等の補助技を絡めて後続の起点作成も行う。

襷枠ではあるが火力はないので、裏に置いてのストッパー選出は難しいので注意。

(普通のアタッカー寄り襷型なのでそれ以上語ることがない)

 

相性のいいポケモン

基本的には普通のエルフーンと同様。
サフゴに強いポケモンと相性いいです。

  • テツノドクガ

エルフーンの苦手な相手に大体強いポケモン
エルフーンが削った相手に炎の舞/メテオビームでC上げつつ倒す動きが強い。
ドクガだと対処が面倒な暁ガチグマをエルフーンがカモにできるのが偉い。

 

  • パオジアン

サフゴを起点にできるポケモン。電気テラス剣舞型がオススメ。
エルフーン+炎枠で一貫しがちな悪/霊に耐性があるのが偉い。
エルフーンのアンコから積む動きも強力。

 

使用感

以下2パーティで使用。

Wellspring MaskBloodmoon Form

Wellspring Mask

どちらも襷が余ったので投入した。

使い勝手としては中々悪くなく、襷持ちということもあってそれなりに活躍してくれた。
技の使用頻度は、ムンフォ>アンコ>>我武者羅>草結び。

ムンフォは純粋に削り技としていい火力が出る。とはいえ絶妙な火力の足りなさ(2発でミリ耐えされる)が目立つことも多かったので、フェアリーテラスが欲しい場面が結構あった。

アンコは準必須級。この技があることでステロ展開の構築に出しやすくなったことが大きいと感じた。

我武者羅はそこまで打たなかった。とはいえ、HPミリの時であれば相手の悠長な行動(身代わり等)を咎められたり、チョッキブリジュラスのような硬いポケモンを強引に削れるのは偉いと感じた。
なお、カイリューに我武者羅をする場面は一回もなかった() ゴーストテラスの意味ェ......()

草結びは強いことには強いがガチグマピンポ感は否めない。とはいえガチグマ入りに初手から投げやすくなるので選択肢としては悪くないと感じた。

 

以上より、型の選択肢としては十分強いと感じた。
ぜひ構築で襷が余ったエルフニストがいたら使ってみてください。

 

あとがき 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

C特化襷エルフーン、いかがだったでしょうか?
今回は割と普通寄りでしたが、その分型としてのパワーはそれなりに高かったので使い勝手は良かったです。

質問や相談など何かありましたらコメントやX(@elfugenger_poke)までお願いします。
感想は、Xのハッシュタグ#変態型エルフーン考察」に入れてくれると筆者が大喜びします。

 

それでは今回はこの辺で失礼します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近考察の速度に執筆速度が追いついていません。すでにその9くらいまでネタがある...()
ネタを先行で試したい方がいれば、XにDMくれれば提供します。

 

*1:そんなファンの皆様に支えられて当シリーズもここまで続けられてきました。本当にありがとうございます!
たまに「ファンです」とかいってくれると、実はめっちゃ陰で喜んでます()

*2:綿胞子とコットンガードは覚えるけど、花粉団子とグラスミキサーは覚えないから絶対実現しないんだよなぁ()

*3:例だと、この構築など

elfugenger.hatenablog.com

ドクガの影響で先発にラオスやランドを呼ぶため、初手にエルフーンを投げたい場面が多い。

*4:ブラッドムーンをアンコールすると、アンコしたターンはそのまま攻撃される。その次のターンは悪あがきとなる。
そのため、エルフーンが倒されつつ後続の起点を作ることが可能となる。

*5:正確にはGF下のグラススライダーがある。だが、あんなんゴリラ以外だと先制技に含まれないでしょ()