冷やした梅はただの梅

変態エルフニスト全一を目指して

変態型エルフーン考察 in 剣盾 その6 ハイブリッドゴツメエルフーン

こんにちは、ひやしうめです。最近ポケマスの方で15連で正月リーリエ3枚重ねることができたのでウハウハしております。まじかわいいわ、うん*1

そんな今回紹介するのは、ハイブリッドゴツメエルフーンです。イバンじゃないってマジ?
はい、マジです。久しぶりにイバンじゃないエルフーン使ったので、その使用感とともに紹介できたらと思います。

それでは紹介へどうぞ。

 

 

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何がヨシ!なんですかねぇ...()

 

 

エルフーン@ゴツゴツメット

性格:臆病
特性:悪戯心
努力値:H140 B252 S116 
実数値:153-*-137-97-95-166
技:ムンフォ 宿り木 コットン 我武者羅
調整:
 H: あまり
 B: ぶっぱ
    S: 最速サザン族抜き*2

 

我武者羅が入ったよくわからんゴツメエルフーンゴツメエルフーン自体は6世代から存在している由緒正しい歴史のある型なので、細かい説明は省略します()*3
何がハイブリッドなのかは考察経緯の方で説明しようと思います。

では詳細に入ります。以下常体*4

 

  

考察経緯

FFがジャポエルフーンマンムー倒す動画をあげてる!懐かしいなあ!!*5

→ ジャポエルフーンの真髄は我武者羅+ジャポによる物理アタッカー強制1-1交換だったけど、今作でも何かできないのかなぁ

ゴツメでもだいたい同じことできない??
ジャポの主な役割対象だったマンムーは環境にほぼいないし、ウーラオス環境に多いからアリでは??

 ゴツメ使うなら、懐かしのムンフォコットン宿り木のやつ持ってこよ〜
どうせアンコはダイマされる*6だけだし、ラスト枠に我武者羅突っ込んどけ(テキトー)

完成!!

 

こんな感じ。実は考察のスタートは昔懐かしいゴツメ型ではなく、ジャポエルフーンから。
タイトルのハイブリッドゴツメエルフーンとは、

  1. ゴツメ+コットン宿り木の物理詰ませ性能
  2. 我武者羅+ゴツメの物理1-1交換

の2種類の仕事をこなせることから来ている。

通常のゴツメエルフーンは物理相手には圧倒的に強い(コットンさえ積んでいればメガバシャにすら勝てたほど)が、宿り木でしか体力管理をできないためこちらもだんだん疲弊していくという欠点がある。
この型は、疲弊してきたタイミングで出てきた相手に我武者羅を通すことでこの欠点を逆に利用し、物理相手に1-1交換したり、特殊ポケモンを大きく削ったりすることができる。

これが、このハイブリッドゴツメエルフーンのコンセプトである。

 

特性

先制コットンガードをするために悪戯心確定。
実は先制コットンガードにより、フェローチェや竜舞積んだカイリューに勝てるようになってしまう。すごい

 

調整

ウーラオスを後投げ(ゴツメ)+ムンフォで倒したいのでウーラオス抜きは確定。トラウマがあるのでついでに最速サザンまで抜ける臆病S116振りとした。
あとはどうせ物理しか相手しないからBにぶっぱして残りHに振って完成!!
史上最高に雑に決めた気がする() でもどうせこんなんでいいんです。
だって数値足りないんだもの みつを

  

よって

性格:臆病
努力値:H140 B252 S116 
実数値:153-*-137-97-95-166

となった。

 

持ち物

ゴツゴツメット。久しぶりにイバン以外の持ち物持たせた()

7世代と違い、水流連打ウーラオスダブルウィングカイリュートリプルアクセルフェローチェなど接触物理連続技を打ってくる相手が増えた。そのため、このアイテムが生きる場面は想定以上に多い。
ウーラオスに対して後投げするだけで襷を削れる(連撃なら体力をほぼ半分削ることができる)、竜舞カイリューを後投げから嵌める、コットン→ムンフォで対面襷フェローチェに勝てる等、この持ち物特有のメリットが非常に多い。

さらに、接触してくる遅い物理は我武者羅+ゴツメで1-1交換可能とかいう謎ギミックまでできるようになった() なお、これの使用感は後述します。

 

 

いつもの威力命中追加効果ともに最強の技。
ウーラオスを倒したいので基本的には採用したい。あと私がフル補助嫌いだからというのもある()

実は意外と詰めのタイミングでダイマ切ったりするので、持ってる方が助かることが多い*7

 

  • コットンガード

Bが3段階上がるなかなかにぶっ壊れな積み技。今やエルフーンの代表的な技の1つだと思う。
この技の恐ろしさは読んでいる人も知っているでしょう。なんと1積みだけでアイテムなし陽気エースバーンの火炎ボールを9割以上の確率で2耐えできるようになる。やば過ぎ 
これとゴツメの合わせ技により、身代わりを警戒して少しでも削ろうとしてきた相手に痛い目を見せることができる。つおい

 

  • 宿り木の種

相手のHPを1/8吸収する技。まあみんな知ってる強い技。だが、変態型エルフニストにはあまり縁がない()
コットン積んでカッチカチになった後、相手の削り兼こちらのHP回復のために必須。というかこの技ないと基本ゴツメ型は使いこなせない。

相手のHP1/8とか回復量が心もとないように見えるが、そもそもB+6エルフーンは生半可な物理技では10~20ダメージくらいしか受けない。そのため回復が追いついてしまう...、やばw

だがやはりサイクルとなるとこの技でも体力管理が追いつかないことがままあるのは事実。その点を我武者羅で解消する。

 

  • 我武者羅

筆者の大好きなお気に入り技。Endeavor. とりあえず入れとけ()
今回は、ゴツメエルフーンの体力管理の難しさを逆に利用するために採用。
物理相手にゴツメと合わせて1-1交換を狙ったり、のこのこ出てきた特殊アタッカーを大きく削ったりすることができる。
あとダイマ切った時に地味にダイアタックでS下げることができる。まあそんなことする場面はなかなかないけどね...()

  

ダメージ計算

ポケモンの横についている数字は実数値です。

与ダメ(H-D)

・ウーラオス連撃(175-80)                  
132~156(75.4~89.1%) ゴツメ2回以上触らせれば確定

・ウオノラゴン(165-100)            
104~126(63.0~76.3%) 確定2

カイリュー(197-120) マルスケなし
86~104(43.6~52.7%) 乱数2(17.5%) 目安 

 

被ダメ(A or C) 

・ウーラオス(A182)の水流連打
 15~18(9.8~11.7%)×3  17×9回以上食らわなければ3耐え(計算してないけど多分中乱数くらい)

・ウーラオスA(200)の鉢巻暗黒強打
 75~88(49.0~57.5%)   高乱数2(94.9%) ほぼ2耐え不可

B+3

カイリュー(A186)のダブルウィング
 38~48×2(49.7~62.7%)   次もコットンガードで高乱数耐え

フェローチェ(A207)のトリプルアクセル
 10~14+20~24+28~34(37.9~47.1%)   確定2耐え 

 

運用方法  

基本的に物理に投げ、ゴツメを触らせる。

相手が積んでくるような場合、コットンを積み、宿り木ムンフォで削り倒す。大体相手の積みが間に合わないので勝てる。
こちらの体力が削れてきたら、我武者羅で退場。自分より遅い物理アタッカーならゴツメで1-1交換することができる。そうでなくても、我武者羅で大ダメージを与えることが可能。

相手がサイクルを回してくるような場合は、宿り木ムンフォを優先し相手を削っていく。サイクルで疲弊してきたら、タイミングを見計らって我武者羅を通す。

以上が理想的なムーブである。

まあ、実際にはこんなに上手くはいかないので結構その場のアドリブ力が求められることが多い。ダイマも合わせて臨機応変に動くことが大切。

 

なお、以下のポケモンは対面した時勝てるのがちょっと面白かったので動かし方の例を紹介しておく。

 

・竜舞羽カイリュー

有利対面でだいたい竜舞してくるので、ここにエルフーンを後投げする。
→大体身代わり嫌ってダブルウィングなので、コットンガード。ゴツメ2回入って1/3削れる
ダブルウィング半分入ってたらウィングなのでダイフェアリーorコットン(コットン選ぶ場合は後続圏内まで削れるが倒せないので注意)

半分入ってなかったらムンフォで相手は死ぬのが嫌なので大体羽、よってこちらは宿り木マルスケを剥ぐ*8
→このままじゃ勝てないと思い竜舞してくるのでコットンガード

この流れで大体詰ませられる。試運転で何回か当たったけど、相手の動きはだいたいこんな感じで読みやすかったので、メンタリストになった気がしてめちゃくちゃ面白かった()
なお、一回宿り木2連外ししてダイマ切らざるを得ないことがありました。草

 

フェローチェ

トリプルアクセルフェローチェに勝てる数少ない型*9

 コットン→アクセル(相手1/6×3削れる)
→アクセル(相手1/6×3削れる)→ムンフォ

の流れで倒せる。これは残飯ではできない芸当。


相性のいいポケモン

エルフーンが物理に強いので、特殊に投げられるポケモンがオススメ。
なお、私はチョッキジバコイルしか使ったことがないので、他にお勧めできるポケモンが思いつかない() なので、ジバコと合わせた並びで紹介します。

 

  • エルフジバノラゴン

鎧環境で流行った気がするジバコ+ウオノラゴンの並び。エルフジバコで一貫する炎にウオノラゴンがめちゃくそ強い。特にエースバーンにかなり圧力をかけられるのがえらい。エルフジバコの並びで相手を削って削って、最終的にウオノラゴンを通すことを目指す。
相手視点だと、追い風+鉢巻ウオノラゴンに見えるため型の読み違いを誘発しやすいのもポイント。

 

由緒正しいジバコカイリューの並び。こいつ太古の並びしか使ってねーな!
カイリュージバコの圧倒的タイプ相性補完の良さが優秀。エルフジバコとの並びで考えても、一貫する炎に強く、羽でサイクルにも参加できるのが偉い。ついでにサンダーとかにも強め。

 

使用感

f:id:elfugenger252:20180708223237p:plainで使用。

使用感としては、環境上位に強く選出しやすかった。特にカイリューが流行していたこともあって非常に使いやすかった。Rapid Strike Stylef:id:elfugenger252:20180708224007p:plainあたりに強いのはめちゃくちゃ偉い。
ジバコとの組み合わせもよく、安定して回せる印象を受けた。
正直試すまではゴツメエルフーンなんてオワコンだと思っていたので、こんなに活躍できるとは思わなかった。環境に感謝🙇‍♂️

で、皆さんお楽しみの我武者羅の使用感ですよ。はい。なんとね、一度も使わなかった。
普通のゴツメ型が普通に通ってしまったので、そのまま詰ませたり降参をもらう試合が多く我武者羅を打つ機会が全くなかった。何回か打てそうな試合自体はあったのに...()
結論としては、何がハイブリッドゴツメエルフーンなのかといった感じ。結局ただのゴツメエルフーンじゃねーか() でもゴツメエルフーンが普通に強かったのは大きな収穫だったので、それだけでも報告しておきます。はいおしまい。

 

あとがき 

ここまでお読みいただきありがとうございました。ハイブリッドゴツメエルフーンはいかがだったでしょうか。
結果としては、ハイブリッド要素は全く光ることなくただのゴツメエルフーンが強いというだけでしたが、何かしらのアイデアの素になれば幸いです。
ゴツメ型自体は強いので、興味を持ったら是非使ってみてください。

質問や相談などありましたらコメントやtwitter(@elfugenger_poke)までお願いします。

 

それでは今回はこの辺で失礼します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜか毎年正月を安寧に過ごせない呪いにかかっているので、来年はのんびり過ごしたい...
(今年は胃腸炎にかかってトイレに引きこもってます)

*1:アブリボンの花粉団子をついつい食べ過ぎてしまうリーリエちゃんきゃわわ♡  ちなみに吸血の回復upと妨害状態無効のパネルがあまりにも強すぎるので、正月リーリエは3枚重ねること推奨です。Let's 課金!!

*2:そんなポケモン環境にいなくない??? でも筆者は最速メガネサザンに突っ張られたトラウマがあるので、S振ると必然的にこの数値とってる気がする...

*3:だいたいコットン+宿り木で物理を詰ませる型と思ってくれればおk。宿みがと違うのは、ゴツメを相手に当てることで遂行速度がめちゃくちゃ速くなること。特にメガガルーラが多かった6世代では宿身が残飯より強力だったと言っても過言ではない。実は私がエルゲンで初めてレートするようになった時に使っていたのはこのゴツメ型だったりする。すこ

*4:最近構築記事の以下常体って全然見なくなった気がする... 何で?
まあ僕もとある記事に感化されて毎回つけているだけなのでどうでもいいんだけど

*5:私がお世話になっているエルフニストの一人、ポポッコさんである。ところで変態型エルフーン考察その2はまだですか???

*6:身代わりがあればアンコ後に身代わり安定となり強いのだが、ゴツメ型は身代わり入るスペースが基本ない(そもそも身代わり貼るとゴツメ触らせられないので弱い)。よってゴツメ型は基本的にアンコの重要性が低いと思っている。

*7:だからダイマ飴ケチっちゃダメよ...?

*8:使ってた時はだいたい半分入らなかったので勝てたが、計算したらA振りカイリューだと半分入ることに気がついて焦っている。当たったの全部耐久振りカイリューだったのかよ...( ) 

*9:HBイバンとかでも実は勝てる