冷やした梅はただの梅

変態エルフニスト全一を目指して

【パルデアのエルフーン考察 その1】お盆軽業剣舞タギングル

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。ひやしうめです。

一応自己紹介しておくと、SM〜剣盾にかけて変な型のエルフーンばかり使ってた変態です。以降お見知り置きを。

ということで、ポケモンSVでは初記事です。どうぞ見ていっていただけると幸いです。

 

なお以降前置きなんですが、とりま長いので「要らん😡」って方は適当に飛ばしてください><

 

 

前置き

ということでポケモンSVでも対戦を始めようとしたのですが、ここでひとつ問題が。

 

「僕のエルフーンはどこ???」

 

はい、見事リストラされました()

いつも頼ってた精神安定剤枠を失い、僕はポケモンを引退せざるを得ませんでした...、
というわけにはいかないので代わりになる愛玩動物マスコット枠(?)を探すことにしました。

 

でまあ、色々考えたんですけどしっくり来なかったのが現状でして。
そんな中出会ったのがとあるポケモンでした。

Normal Sprite

はい、タギングルです。
こいつ、見た目種族値は正直エルフーンの1/100くらいしかない(とエルフニスト主観では勝手に思ってる)*1のですが、実はめちゃくちゃエルフーンと似たり寄ったりな面があります。

  • 特性が悪戯心
  • Sが早い(エルフーン:116、タギングル110)
  • 種族値合計が近い(エルフーン:480、タギングル:485)
  • 両者とも耐久低いけど、振るとなんか微妙に色々耐える
  • 挑発とかアンコとかできる
  • 蜻蛉もできる
  • はたき落とせる(剣盾のエルフーンに叩きがあるとは言ってない)
  • 我武者羅と相性の良い特性を持つ(タギングルに我武者羅があるとは言ってない)
  • 宿木も毒々も身代わりで嵌めるから同じようなもんでしょ()
  • etc.

と言った感じで、最後の方はめっちゃこじつけな感じはありますが結構似たところがあったんですね。
それに、旅パで序盤から最後まで使い続けたこともあり、愛着もありました。

ということで、私はタギングルを「エルフーン(パルデアの姿)」と位置付けることにしました!!
いやぁ、毒ノーマルタイプのエルフーンって強いですね!!

 

まあ、そんな経緯で今世代はタギングルを使おうと思います*2

それに伴い、今までやってきた変態型エルフーン考察シリーズも形を変えようと思います。
パルデアのエルフーン考察」として、タギングルの型考察をメインにやっていければと思います。まあ、基本的に使った型の紹介になりますが...

型の強弱は無視して、とりあえず使った型の概要と強み弱みくらいは載せる感じで行きたいかな〜っと。

なお、変態型エルフーン考察の時ほど力を入れて執筆する予定はないです。そもそもこいつエルフーンじゃないですし()

 

ということで長い長い前置きは終わりです。それでは型紹介へ。

 

タギングル@オボンの実

Normal Sprite

性格:意地っ張り
特性:軽業
テラスタイプ:
努力値:H236 A196 B4 D36 S36
実数値:168-154-86-*-97-135
技:ダストシュート 叩き落とす 身代わり 剣舞

調整:
H:4n(身代わり2回でお盆が発動)
A:11n (A+2ダストシュートで無振りサザンクラスなら確1、A+2叩きでH振りサフゴが確定)
HB:意地鉢巻ドラパのドラゴンアローをお盆込みで約77.4%耐え
HD:特化サフゴのゴールドラッシュを最高乱数切り耐え、眼鏡サフゴのC-2ゴールドラッシュをHP75%時点(身代わり×2+お盆発動時)で最高乱数切り耐え
S:最速ガッサ抜き、軽業状態ならスカーフ110族+3(>準速スカーフマスカーニャ)

 

【以下常体】

SV最初に育成したタギングル。
どんな型にするか考えた時に、環境初期はメタが目まぐるしく回るため、なるべく単体性能が高い方が良いと考えた。このことから、環境メタが必須となる悪戯心の補助主体の型はひとまず思考から除外*3

また、自分の好きなポケモンであるゲンガーと組ませた際に、対霊への対策枠になってほしいという願望があった。そこで、環境初期に流行りそうなゴーストタイプであるドラパルト、サーフゴー、ミミッキュを起点に後続にまで負荷をかけられる型を考えることにした。

それがこのHAお盆軽業剣舞タギングである。

調整意図、動き方などは以下に示す。

 

特性

今回は軽業。持ち物を使用して無くなったときにSが2倍になる特性。
ドラパやスカーフサフゴ相手に切り返すために必須。
身代わりを駆使してお盆を使うことで、特性を発動させる。

 

持ち物

純粋な耐久アップになり、比較的能動的に発動させやすいオボンの実

ちなみに軽業だと襷が思い浮かぶと思うが、タギングルくらいの耐久でも意外と襷が発動しないケースというのがあるため安定しない。また、耐久を下げてしまうとドラパのドラゴンアローで貫通されてしまうためイマイチ。

また、新登場の物真似ハーブ+威張るを用いて発動させるケースもあるようだが、そもそもA+2になった相手の攻撃を耐えうる耐久をタギングルは所持していないため、扱いが難しい。

やっぱり、一番軽業を安定して発動できるのはお盆だと思う。

 

調整/テラスタイプ

調整先は、前述の通りドラパルト、サーフゴー、ミミッキュに勝てるようにすることを目標とした。

まず、ミミッキュはタイプ相性の時点で相当有利であるため、どんな振り方でも大体打ち合えると判断した。

次に対サーフゴー。こいつは主にスカーフかHCみたいな型に分かれると思う。よって、その両方にそれなりに戦える調整を考案することに。
まず、対スカーフを考えるとC特化ゴールドラッシュを耐えることは必須である。
また、遅い型を考えると少なくとも眼鏡ゴールドラッシュも耐える必要がある。しかし、そんな耐久は確保できないので、身代わり2回でCを2段階下げた状態で耐えることにした。

以上を満たすために、身代わり2回でお盆を発動させられるようにHP4nは必須。よって、HP実数値168となる236振り

そして、数値がギリギリなので特化ゴールドラッシュを最高乱数切って耐えるD36振りとした。

この数値の時点で陽気ドラパの鉢巻ドラゴンアローはお盆こみで耐える。よって、対ドラパもこの調整で十分と判断。

Sは振りすぎると火力が下がるので最速ガッサ抜きの36振りまでに抑えた。なお、ガッサに勝てるわけではないので注意。

残りをAに振る+性格補正をかけると、ちょうどAが11nになったのでこれで完成。ちなみにH振りサーフゴーまでならA+2叩きで確定になる。

また、テラスタイプについては叩き落とすのリーチを伸ばすために悪タイプに決定した。

 

以上より、調整は以下に決まった。

性格:意地っ張り
テラスタイプ:
努力値:H236 A196 B4 D36 S36
実数値:168-154-86-*-97-135

 

  • ダストシュート
    最大火力。A+2なら無振りサザンクラスまで確定。命中がgmks()

 

  • 叩き落とす
    毒技との相性補完に優れる。対霊の役割をこなすために必須。ダストよりこっちの方が撃つので、テラスタイプも悪にしている。

 

  • 身代わり
    お盆を発動させるために必要。

 

  • 剣舞
    役割対象を倒すために必要。この技のおかげで、役割対象を倒した後も後続にそれなりの負荷をかけられる。

 

動かし方

基本的に役割対象のゴーストタイプがいる場合に選出し、対面から圧をかける。

なお、剣舞+軽業を発動させても火力的に抜きエースにはなり得ないので注意。あくまで対面性能を底上げする技程度に考えてほしい(一応、刺さっている相手であれば全抜きも可能だが、大体誰かしらに止められる)

対ドラパ、サーフゴー、ミミッキュの動き方は以下を参照。

 

  • ドラパルト
    環境初期の考察なので、特殊は考慮していない。物理型の場合、打ってくる技は十中八九ドラゴンアロー。
    陽気鉢巻までなら、確定耐え+お盆発動。意地鉢巻でも70%以上の確率で耐える。
    よって、以下の動き方で勝ち。
     相手ドラゴンアロー、こちら剣舞
    →上から叩き

    なお、スカーフは上取れないので勝てない、南無三()

  • サーフゴー
    初手は身代わり。ここで、相手のSがこちらより早いか遅いかで動きを変える。打たれる技はゴールドラッシュを想定する。
    相手が早い場合
     アイテム補正さえなければ耐えてお盆発動。次ターン、身代わりを盾に上から剣舞→叩きで勝ち。↓みたいな感じ。
     相手ゴルラシュ、こちら身代わり(お盆発動するので確実に身代わり貼れる)
    →こちら剣舞、相手ゴルラシュ(身代わり消える)→叩き


    相手が遅い場合
     最悪なパターンである眼鏡を想定、Cを2段階下げるためにもう一度身代わりを打つ。お盆発動状態でゴルラシュを耐えながら剣舞→叩きで勝ち。↓みたいな感じ。
     こちら身代わり、相手ゴルラシュ
    →こちら身代わり、相手ゴルラシュ
    →こちら剣舞、相手ゴルラシュ→叩き


    なお、スカトリや早い眼鏡、相手のテラスタルなど割と負け筋も多いので注意()

  • ミミッキュ
    以下の動き方でOK
     相手剣舞、こちら身代わり
    →相手じゃれ、こちら叩き
    →相手じゃれ(お盆発動)、こちら剣舞
    →ダスト

 

以下使った感想です。

環境に刺さり悪すぎ><

まず、地面や鋼への打点があまりに低すぎる()
特に環境に多いドドゲザンに何もできないのがダメ。それに、常に相手のテラスタルに怯えないといけないのも難しい。

また、耐久がギリギリすぎて少しでも削れると役割遂行できないのもなかなか窮屈。範囲が狭めなのに初手出しも難しいのが、扱いの難しさに拍車をかける。
先制技が多いので、役割遂行後に縛られがちなのも気になる点だった。

そして、致命的なのがドラパとサフゴの型の多さ。環境初期の型が増える前に使用したものの、その時点で既に勝てない型がいくつか存在していた(CS眼鏡サフゴなど)。また、ゴースト技以外に後投げが効かないのも難しく、身代わりをされて負けるケースなどもあった。

以上より、ぶっちゃけそんなに強くない型です。ただ、軽業型としては現状考えられる一番まともな構成なのではといった感じ。
まあ、アタッカーより他の型使った方が今はベストですね。

 

あとがき

ここまで閲覧いただき、ありがとうございました。SV初の考察記事なのに、強さ微妙なの紹介してて草。
まあ、このシリーズは考察が新たな型開発のアイデアになったり、誰かの参考になればいいと思っているので、そんな感じの視点で見ていただければ幸いです。

何かありましたらコメントやtwitter(@elfugenger_poke)までお願いします。

それで今回はこの辺で失礼します。

 

 

 

 

ゲンガーもこんな感じで簡略的な考察書きたいなぁとか思ったり思わなかったり...

*1:エルフーンが神デザなだけでタギングルがクソデザって意味ではないです。というか、アイアイとかいう不細工になりかねないモチーフからこれは普通に良デザでしょ...

*2:なお、エルフーンではないので飽きたら捨てます>< グッバイタギングル!(まだ早い)

*3:こういうのは環境がある程度固まり切ってから考えた方がいい、というのが個人的な主観