HDカムラゲンガー
こんにちは、ひやしうめです。
今年冬からエルフーン解禁の知らせを聞いて、今からワクワクしています。
そんなわけで、タギングルの考察が捗らなくなってきたので(?)ゲンガーの型紹介やります。
今回はHDカムラゲンガーです。
はい、またキモイやつです() なんせ深夜テンションで考えました><
ちな、今回のはハマった時の爆発力こそあるものの、そこまで環境に刺さっているわけではありません。
ただ、この型の考察がそれ以降の自分のゲンガーの考察における大きな転機となったので紹介します。
それではどうぞ。
ゲンガー@カムラ
性格:臆病
特性:呪われボディ
テラスタイプ:毒
努力値:H188 B4 C4 D252 S60
実数値:159-*-81-151-127-151
技:シャドボ ヘド爆 身代わり 悪巧み
調整:
H:16n-1(たまたま)
B:端数
C:端数、毒テラスヘド爆で無振りハバタクカミ確定2
HD:臆病ハバタクカミのシャドボ確定耐え、眼鏡カミのシャドボが毒テラス時62.8%~74.2%=確定で身代わりが張れる、ツツミの眼鏡イドンプ*1確定耐え
S:最速85族抜き
なんかめっちゃ遅くて硬い謎のゲンガー(再び)
カムラの実は、HPが1/4以下の時にSが1段階上がるアイテム。
元々、ゲンガーはパラドックス禁止環境(シーズン1, 2)では襷を持って上から道連れ→アンコールするのが強力なポケモンだった。
しかし、パラドックス解禁で環境が大きく変わった。特に顕著なのがハバタクカミの流行。
こいつは素でゲンガーの上を取っている上にこちらからは一撃で倒せず、従来の襷ゲンガーは活躍しにくくなってしまった。
実際、自分のパーティでもお荷物となってしまい、襷という強力なアイテムを持っていながら中々選出できなくなっていた。
そこで考えたのが、S関係を逆転するギミックを仕込めば対面からハバタクカミに勝てるのでは?というもの。アイデアとしては、↓のCDカムラエルフーンと同じ系譜。
ということで、ゲンガーにもカムラを持たせてみた。
実はシャドーボールという技は威力が低く、ハバタクカミクラスの火力でもHDに振ったゲンガーなら耐えることが可能。ということでHDベース@カムラまで決定。
しかし、これでは最も多い眼鏡型に勝てない。ということで、テラス+身代わりでSを逆転しつつ身代わりを残すムーブをすることに。
テラスタイプの条件は、カミのフェアリーテラス眼鏡ムンフォまで考えると以下のようになる。
- ゴースト等倍以下
- フェアリー半減
ここで候補が毒、鋼、炎あたり。
だが、ここで考慮すべきはこちらのシャドボではテラスを切ったハバタクカミに勝てないこと。よって、シャドボ以外の技で倒す必要がある。
諸々計算した結果、毒テラスヘド爆ならカミのメジャーなテラスタイプであるフェアリーに抜群、ノーマル、炎等に等倍かつ確定2発が取れるようになることがわかった。
よって毒テラス。育成も楽
技はシャドボ、ヘド爆、身代わりまで確定で、残りは悪巧みにしてみた。
- シャドーボール
なんやかんや相手のゴーストタイプに打ちたい。相手がゲンガー対面でテラス切ってこない展開もあるので。
舐めたスカーフサフゴの技を素で耐えてシャドボ当てたりするの美味しい。
巧みと合わせてアマガとかも崩せる。
- ヘドロ爆弾
さいつよメインウェポン。みんなこの技を舐めすぎ。ゲンガーって毒タイプなんすよ...。
テラスすれば無振りカミを2発で落とす火力を持ちながら、3割毒の追加効果まである。
受け系の構築にも巧みと合わせて受けを成立させなかったりできる。
- 身代わり
カムラ発動用になんやかんや欲しくなる。その他、敵の補助技を防いだり、サフゴなどがテラスするかなどの様子見にも使える。
なお、キョジオーンの塩漬けは50%で身代わり破壊される。過信してはいけない()*2
- 悪巧み
余った技枠で一番強そうなのを採用。身代わりと合わせて受け破壊が狙える。
カミ対面でも、身代わり→巧み→ヘド爆で全抜き狙うことも一応可能。
テラスヘド爆がカミ確2の火力なので、当然悪巧みすれば無振りカミ確定の火力が出る。強い。
なお、ドゲザや塩に有効打がなくなる() この枠は気合玉や道連れ、鬼火などでも面白いかもしれない。
対カミの動き方は次の通り(相手のアイテムがあらかじめわかっているとやりやすい)。
- VS 眼鏡
相手シャドボ→こちらテラス身代わり(カムラ発動)
→こちら悪巧み→相手シャドボ(身代わり破壊)
→こちらヘド爆 - VS 襷
(持ち物わかってない場合)*3
相手シャドボ→こちらテラス身代わり
→相手シャドボ(身代わり破壊)→こちら身代わり(カムラ発動)
→こちらヘド爆→相手シャドボ(身代わり破壊)
→こちらヘド爆
(眼鏡以外が確定している場合)
相手シャドボ→こちらテラスヘド爆
→相手シャドボ(カムラ発動)→こちらヘド爆 - VS ブーストエナジー(S↑)
相手シャドボ→こちらテラスヘド爆
→相手シャドボ(カムラ発動)→こちらヘド爆 - VS スカーフ
毒テラスでシャドボ2耐えできるかの勝負。耐えなかったら負け。
相手がテラスを違うポケモンに切ってて、かつ眼鏡じゃないなら、
相手シャドボ(カムラ発動)→こちらシャドボ
→こちらシャドボ
みたいな流れでテラス切らなくても勝つルートあったりするので、その辺はダメ計回しながら臨機応変に。
あと、もちろん全ての型に対応できるわけではないので注意。
で、実際に使った感想なんですけど、出した試合は活躍しました。
カミを起点にS上げて無双したり、受け系の構築を身代わり悪巧みで破壊したりと、爆発力自体はかなり高かった。
ただ、ドゲザに何もできないというのが選出率をいまいち伸ばしてくれなかった。
また、試合展開でカムラの発動が難しそうだったりして選出渋る試合もあったり。
とはいえ、ハバタクカミを見ても臆さず選出できるようになったのは大きな第一歩。
HD振りとかいう気持ち悪い振り方ではあるけど、今の環境ではこの方向性が一番ゲンガーを活躍させられそうだなぁと思ったり。
で、実際型考察の幅がかなり広がったので、この型の考察自体は絶対無駄にならなかったです。それだけでもヨシ!w
と、いいことを言ったのでこの辺で終わり!
あとがき
ここまでお読みいただきありがとうございました。
久しぶりのゲンガー単体考察でした。
今回のHDカムラ型は思ったほどは活躍しませんでしたが、自分の発想転換の転機ともいえる考察だったので記事化しました。
他の人の何かしらのアイデアの種にもなってくれれば幸いです。
ちなみに、これを書いている現在(シーズン4)、USUM振りにゲンガー入りレート1800達成しましたが、型はこれと違います()
とはいえ、考察の方向性としてはこれと同じなので、そちらの方は構築記事をお待ちください。
何か質問やコメント等ありましたら、コメントやtwitter(@elfugenger_poke)までお願いします。
それでは今回はこの辺で失礼します。
ゲンガーの記事、書きたい型が多すぎる
*1:度々問題になるハイドロポンプ略称論争。みなさんは何派閥ですか?
筆者は逆張り好きなので「イドンプ」派なのですが、いつも略称論争の時に含まれてなくてヤキモチしてます...。
ちなみに、公式では「プンポロドイハ」が採用されたみたいですが、これって技を自分が打つ時と相手に打たれる時で呼んでる略称違うのでは?と思ったり。
例えば、「アイアンヘッド」。
自分で打つときは「アイへ」と呼びますが、相手に打たれたときは「ドッヘンアイアか〜」と無意識に言ってたり。
これって、「思考に割く時間の余裕」で略称の文字数が変化してるんじゃない?と勝手に思ってます。
自分で選択するときは時間制限もあるし、色々考えているので、文字数の短い「アイへ」。
相手に打たれたときはモーション見てるだけなので「ドッヘンアイア」みたいな。
だから、「ハイドロポンプ」の略称も、「プンポロドイハ」は相手から撃たれてるとき専用なのでは?
いや、やっぱ自分が撃たれた時も「イドンプ」って呼んでたわ()
このつまらん話おわり!w(長すぎ)
*2:そこに合わせて調整してもいいけど、霊/毒の範囲だと有効打もないからなんともいえない
*3:基本眼鏡意識でテラス身代わりが安定